Jリーグは本日開催の臨時理事会において、2011シーズンからのJ2入会を申請していた準加盟クラブのガイナーレ鳥取、松本山雅FCについて審議し、ガイナーレ鳥取の入会を承認しましたので、お知らせいたします。本日J2入会が承認されたガイナーレ鳥取の概要は、下記の通りです。
■2011Jリーグ 新規入会クラブ
【ガイナーレ鳥取】(敬称略)
◎法人名:株式会社SC鳥取
◎代表取締役:塚野 真樹*
◎設立:2006年12月28日
◎所在地:鳥取県米子市久米町253-1
◎所属リーグ:
JFL(2001年より)
※第12回日本フットボールリーグ(2010) 優勝
◎ホームタウン
鳥取県鳥取市、米子市、倉吉市、境港市を中心とする全県
◎ホームスタジアム
とりぎんバードスタジアム
(鳥取市営サッカー場バードスタジアム)
*塚野 真樹氏 サッカー歴 <元Jリーグ選手がJクラブ社長となるのは初>
1970年10月12日生 (40歳)
・1993〜94年ー JFL本田技研工業サッカー部
・1995〜96年ー JFL ヴィッセル神戸
・1997年ー Jリーグ ヴィッセル神戸(J1リーグ戦合計 4試合出場 1得点)
・1997年ー JFL 東京ガス
・2000〜02年ー JFLガイナーレ鳥取
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<参考>
『Jリーグ規約・規程集』
第3章「Jクラブ」
第19条の2 〔 J2クラブの資格要件 〕
1.J2クラブは、以下の要件を具備するものでなければならない。
(1) 日本法に基づき設立された、発行済み株式総数の過半数を日本国籍を有する者か内国法人が保有する株式会社であることまたは公益法人であること
(2) 5名以上プロA契約選手を保有していること
(3) 協会の加盟チームに関する規定に定める登録種別の第1種、第2種、第3種および第4種に属するチームを有していること。(ただし、第4種についてはその年代に対するサッカースクール、クリニック等の活動を行っていることで足る。)なお、第2種、第3種または第4種のいずれか一つに関しては、クラブがJ2クラブとして初めて参加したシーズンを含め3シーズンが終了するまで猶予を設ける
(4) ホームスタジアムを確保していること
(5) 第113条および第114条(※)に定める監督およびコーチを保有していること
2.J2クラブの数は、最大で22とする
第20条〔 入 会 〕
1. Jリーグは、理事会が定める「Jリーグ準加盟規程」の内容を満たす日本フットボールリーグ(JFL)、9地域のサッカーリーグまたは都道府県サッカーリーグに加盟するクラブを準加盟クラブとして認定することができる。
2. Jリーグは、次の条件を満たす準加盟クラブをJ2会員として入会させることができる
(1) 準加盟クラブとしての相当期間におよぶ活動実績において、理事会からJ2会員としての適性が認められたこと
(2) 第19条の2 第1号から第5号までの要件を具備すること
(3) 入会直前年度のJFLにおける年間順位が4位以内であり、かつ、準加盟クラブのうち上位3クラブであること
(4) 入会直前年度までに、ファンクラブや後援会などの安定的な支援組織を整備すること
(5) 入会直前年度のJFLのリーグ戦における1試合平均観客数が3,000人以上であること
(6) 入会直前年度に、法人に常勤役員がおり、かつ常勤社員または常勤職員が3人以上いること
(7) 入会直前年度における年間事業収入が1.5億円以上になると、合理的に見込まれること
(8) 入会直前年度の期末決算において、債務超過ではないことが合理的に見込まれること
(9) 入会の可否を決定する理事会開催日までに、翌シーズンの広告料収入が1億円以上確定していること
3. J2会員として入会を希望するクラブは、6月30日までにチェアマンに届け出て、入会予備審査を受けたのち、9月30日までにチェアマンに対し所定の入会申込書を提出し、入会審査を受けなければならない。
4. Jリーグ事務局は、前項の入会申込書を提出したクラブに関し、次の審査を行う
(1) クラブ責任者および行政当局責任者からの聴聞
(2) 地域との協力関係およびホームスタジアム、練習場等に関する現地調査
(3) クラブの経営状態、チームの戦力、観客数、選手育成その他Jリーグが必要と認める事項に関する調査
5. 理事会は、前項の調査等の結果を踏まえ、入会の可否を審議し、その結果を第3項の申込み期限から3か月以内またはJFLシーズン終了の3日後までに、当該クラブに書面で通知する。
6. 前項により、J2会員としての入会を承認されたクラブは、Jリーグに対し、承認日から1か月以内に、所定の入会金を納入しなければならない。この場合におけるJ2会員としての資格は、所定の入会金の納入完了を条件として、承認日に遡り認められるものとする。
(※)
第7章「監督およびコーチ」
第113条〔トップチームの監督〕
Jクラブのトップチームは,監督として、協会が認定したS級コーチライセンスを保有する者を置かなければならない。
第114条〔トップチーム以外の監督またはコーチ〕
Jクラブのトップチーム以外のチームは、監督またはコーチとして、協会が認定した次の各号に定めるコーチライセンスを保有する者を1名以上置かなければならない。
(1)サテライトチーム:A級以上
(2)2種、3種および4種チーム:B級以上
第115条〔例 外〕
次の要件を具備する者は、事前に協会およびJリーグの承認を得た場合に限り、例外として、前2条に定める監督また
はコーチとなり得る。
(1)外国における経験に照らし前2条に定めるコーチライセンスと同等以上の資格を有していると認められること
(2)指導者としてふさわしい人格、識見を有すること
以上
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