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なでしこジャパン 第16回アジア競技大会2010広州 準決勝(vs中国)マッチレポート(10.11.21)

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■第16回アジア競技大会2010広州 準決勝(vs中国)試合結果
11月20日(土)16:00KO @Yuexiu Stadium

なでしこジャパン 1 - 0 中国代表

120分間の激闘を1-0で制した日本は、2大会連続で決勝に駒を進めた。終了のホイッスルの瞬間、ピッチ上のイレブンが両手を上げて天を仰げば、ベンチの監督や控え選手たちも総立ちでガッツポーズ。それほどまでに喜びをあらわにするほど、苦しい戦いだった。

序盤は日本の思惑通りだった。全体をコンパクトに保ち、早いプレスでスペースを狭めパスコースを限定。相手の攻撃の芽をことごとく摘む理想的な展開。しかし、前半30分を境に運動量が落ちると、徐々にペースが中国に傾いた。そして42分には、豪快なミドルシュートを決められたが、オフサイドの判定に助けれ、本大会初失点を免れた。

会場をほぼ満員にした観客からの後押しを受けて、後半も中国の勢いは止まらなかった。勝る体格を武器に大味ではあるものの、セットプレーやロングボールを多用した攻撃には迫力があった。劣勢に立たされていた日本も一瞬の隙をねらっては鋭いカウンターを仕掛け、2トップの大野と高瀬が何度も決定的な場面を迎えたが、ゴールをとらえることが出来なかった。

均衡した延長前半を終え、疲れが見えて中国の動きが鈍くなった延長後半3分、ようやくその時が訪れた。近賀の強烈な左足シュートを相手GKがはじき、こぼれたボールを詰めていた大野が右足で流し込み、待望のゴール。大喜びの大野の周りには、なでしこたちの満面の笑み。一方、中国選手たちの表情には絶望感。そして、そしてスタジアムは完全に沈黙した。

最高の舞台が整った。決勝の相手は、朝鮮民主主義人民共和国。前回のドーハ大会で敗れた相手でもある。「笑顔で日本で帰りたい」と大野。宿敵にリベンジを果たし、金色のメダルを獲得することしか考えていない。

戦いの終えた選手たちが疲労困憊であることを想像していたが、彼女たちが明るい表情で口にした「こういうアウェイの雰囲気の試合には慣れている」という言葉に驚かされたのと同時に、精神的なたくましさを感じた。もう4年前のなでしこジャパンではない。機は熟し、優勝するにふさわしい実力をもったチームとなっている。

以上
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