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「SPORTS FOR PEACE!」プロジェクトを開始(10.07.22)

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今般、浦和レッズは、ファン・サポーターの皆様と作り上げる「レッズワンダーランド」がより魅力あるものとなり、一層の「安全で快適なスタジアム」を実現させるために、新たな取り組みとして「SPORTS FOR PEACE!」プロジェクトをスタートいたします。また試合運営管理規程も修正し、スタジアム運営の新たな指針と致しますので、併せてお知らせいたします。

1.「SPORTS FOR PEACE!」プロジェクト
弊クラブは、国連関連機関「国連の友アジア−パシフィック(FOUNAP)」と連携し、「闘いとルール」のあるスポーツを通じて喜びや寛容の精神、平和の理念を追求する「SPORTS FOR PEACE!」プロジェクトを推進して参ります。
国連では、2005年から専門部署を設け、スポーツを世界平和や寛容の促進につなげるプロジェクトを世界各地で行っていますが、弊クラブでも闘いの前提となるフェアプレーの実現に最も大切なことは啓発であると考え、各種活動に取り組むことと致しました。

具体的には次の活動を継続して展開して参ります。
(1).「SPORTS FOR PEACE!」のロゴをキーに、「ルールに基づいた闘い」をチーム・クラブ全員が実践します。そのために、人権擁護を含むクラブ内教育活動を実施します。
(2)すべてのホームゲームで.「SPORTS FOR PEACE!」のバナーを掲げる等スタジアム内外での告知・啓発活動等を展開し、ファン・サポーターの皆様に対して「SPORTS FOR PEACES!」への参画を呼び掛けます。
(3)FOUNAP、自治体等関係機関による各種啓発活動に積極的に選手・スタッフも含めて参画します。

2.試合運営管理規程の見直し等
(1) 試合運営管理規程等を見直し、下記の「重点禁止6項目」を設定する等、安全で快適なスタジアムづくりのための禁止項目や自粛事項等を修正・整理しました。 7月24日のホームゲーム(vsサンフレッチェ広島)から適用します。*オフィシャルウェブサイト「サッカー試合運営管理規程」「観戦のルールとマナー」下記リンクご参照

※「重点禁止6項目」(すべての禁止事項のうち、特に重点的に取り組む事項を掲げております)
1.差別的発言
2.暴力行為
3.ピッチ等への物の投げ込み
4.器物損壊
5.立ち入り禁止エリアへの侵入
6.スタンド内での喫煙

(2)重点禁止6項目について、オリジナルピクトサインを作成し、オーロラビジョン、オフィシャルサイト等、スタジアム内外で広く告知活動して参ります。
(3)スタジアムの雰囲気づくりは、ファン・サポーターの皆様と共に築き上げるとの考え方に基づき、上記の啓発活動のほか、安全で快適なスタジアム作りに向けてファン・サポーターの皆様との対話活動を積極的に推進します。

<国連の友 代表 ノエルJ.ブラウン博士よりメッセージ>
国連は2005年総会で『SPORTS FOR DEVELOPMENT AND PEACE』プロジェクトを制定しました。
スポーツを通じて世界と交流する事や、各国の文化を学ぶ大切さを知る事は言うまでもありませんが、何よりもスポーツの素晴らしさは『ルールを尊重した中に楽しさがある』という事です。
スポーツには常に相手を思いやる気持ちと、ルールの中で競い合う精神こそが尊いと国連は考えています。浦和レッズの選手とサポーターの皆さんが、世界中のスポーツを愛する人々に『フェアプレーの精神を大切にする寛容な心』を、このスタジアムから誇りと共に発信される事を望みます。


以上
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