この度、メトロポリターノ(ブラジル)よりパウリーニョ選手(ブラジル出身、21歳)が、栃木SCに期限付き移籍により加入することが決定しましたのでお知らせいたします。
なお、契約期間は2010年7月1日から2011年1月31日までです。
【パウリーニョ選手 新加入会見】
●新田博利GM:
「おはようございます。本日はお忙しい中をお集まり頂きありがとうございます。本日、ブラジルのメトロポリターナからパウロ・ロベルト・ゴンサガ選手(通称パウリーニョ選手)が期限付き移籍で加入するということで会見を開かせて頂きます。
皆様もご承知の通りいい状態でリーグ中断期間に入っております。栃木SCは現在6位ですが、J1へ昇格するためには3位以内に入らなければいけません。我々はJ1を目指している中で、今現在のチームの中で選手同士のいい競争が生まれておりますが、さらにステップアップするためにということで、先週は水沼宏太選手に横浜F・マリノスの方から期限付き移籍で加入してもらいました。今日、2人目として通称パウリーニョ選手を獲得いたしました。クラブとしても非常に素晴らしい選手を獲得できたと思っておりますし、これから中断明け、18日の試合へ向けて早く試合に慣れてもらい、終盤戦に向けていい戦いをしていきたいと思っております。」
●パウリーニョ選手:
「おはようございます。僕にとってこの移籍はとてもいい機会だと思っています。日本サッカーはちょっとずつ成長していると感じています。そんな日本に来られて嬉しいです。栃木のチームで凄くいいプレーができると僕は自分に期待しています。」
<質疑応答>
Q:日本へ来ようと決意した経緯を教えてください。
●パウリーニョ選手:
「日本へ来た理由は、『栃木がJ1へ行きたい』というプランを南さん(南省吾強化担当)から聞きました。上へ上へと目指しているチームということも移籍を決断する上で大きかったです。それに日本の文化にも興味を持っていました。僕にとってもいい経験になると思い、日本に来ることを決断しました。」
Q:パウリーニョ選手の獲得を決めたポイントを教えてください。
●南強化担当:
「経歴を見て頂いたら分かるように21歳の若い選手ですが、グレミオ、ヴァスコ・ダ・ガマという世界的に有名なクラブのレギュラークラスであることの経験が獲得に至った大きな要素です。技術的には体を見てもらえば分かりますがパワフルで、ハードワークもできます。必ずチームには欠かせない選手になると期待しています。
私が5月の下旬にブラジルに行った時に2回ほど食事をしました。かなり長い時間話しましたが、彼の考えなどを聞いて日本で活躍できるのではないかと、このチームにとって欠かせない存在になり得るのではないかなという印象を受けたのが一番大きいです。」
●パウリーニョ選手:
「僕はボランチとして、まず相手のマークを大事にしています。次に質の高いパスを出せます。FWに対していいパスが出せるように常に心掛けています。いい守備からいい攻撃に繋げるのが僕のプレースタイルです。」
Q:今季の目標を教えてください。
●パウリーニョ選手:
「ひとつ目の目標は日本のサッカーに馴染み、日本の文化に馴染むことが目標です。チームや文化に馴染めれば日本でもいいプレーができると思いますし、J1昇格に貢献できるいい仕事ができると考えています。ですからまずはチームと文化に馴染むことを一番に考えています。」
●新田GM:
「ちょっとフォローさせて頂きます。早く日本に馴染むために、我々には日本語で話すことを心掛けています。話せる日本語を皆さんに披露してください。」
●パウリーニョ選手:
「(日本語で)『日本語はとても難しいです』『おはようございます』、『こんにちは』、『こんばんは』、『分かりません』、『お疲れ様』、『ちょっと』」
以上
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