アジアサッカー連盟(AFC)は、今シーズンのAFCチャンピオンズリーグ((ACL)の決勝戦を日本で行うことを決定しました。
同決勝のホスト協会には日本のほかにイランとサウジアラビアが立候補していましたが、日本が同2協会よりも高く評価され、昨年に続いて2年連続での開催となりました。決勝戦は11月13日(土)、東京・国立競技場で行われます。
ACLは昨シーズンから大幅に改編され、決勝戦もこれまでのホーム&アウェイの2回戦制から、事前に決定された会場で行う1回勝負に変更されました。
なお、今回の決定に伴う犬飼基昭日本サッカー協会会長のコメント、ならびにACLの概略は下記の通りです。
【日本サッカー協会 犬飼基昭会長のコメント】
「AFCのプロリーグ改革によってACLはより魅力的な大会へと進化し、アジア各国の関心も、また本大会に懸ける各国プロリーグのモチベーションも非常に高まっている。日本で開催することで、アジアのサッカーファンの関心を呼び、これまで以上に大会の認知度やステイタスを上げていきたいと考えている。良い準備をして決勝戦を大いに盛り上げたい。
決勝には是非ともJクラブが進出し、アジアNo.1の座に返り咲いてほしい。」
AFCチャンピオンズリーグ2010
ACLは、2009年大会から新たな大会フォーマットで開催。プレーオフを勝ち抜いた2チームを含む32チームによって争われる。日本からは鹿島アントラーズ(J1リーグ優勝)、川崎フロンターレ(J1リーグ2位)、ガンバ大阪(J1リーグ3位/天皇杯優勝)、サンフレッチェ広島(J1リーグ4位)が出場する。
≪グループリーグ≫
16チームを東西に分け、4チームで構成されるリーグ戦を行い(4チーム総当たり/ホーム&アウェイ方式)、各組の上位2チームがラウンド16に進出する。
≪ラウンド16≫
グループリーグ各組1位チームのホームにて1試合のみの対戦。
≪準々決勝・準決勝・決勝≫
ラウンド16終了後、東西を考慮せずに抽選を行い、準々決勝の組み合わせを決定する。その際、一つの国から2チームが進出した場合は、ACL2010では同国のチーム同士が準々決勝で対戦しないようにMAプロテクションを実施する。
(同国から3チーム以上が進出した場合は、全てのチームがオープンドローとなる)。
準々決勝、準決勝はホーム&アウェイ方式、決勝は1試合で大会チャンピオンを決定する。
以上
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