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AFC U-16女子選手権タイ2009 準決勝マッチレポート(09.11.13)

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【 AFC U-16選手権タイ2009 準決勝 】

2009年11月12日(木) 16:00 KO
スパチャラサイ・ナショナル・スタジアム(バンコク/タイ)

U-16日本女子代表 0-1(0-1、0-0) U-16韓国女子代表

・得点経過
30分 韓国 YEO MINJI

■スターティングメンバー
・GK
吉田 真由(福井工業大学附属福井高等学校)
・DF
長澤 優芽(日テレ・メニーナ)
金澤 真美(常葉学園橘高等学校)
樫本 芹菜(藤枝順心高等学校)
和田 奈央子(JFAアカデミー福島)
MF
仲田 歩夢(常盤木学園高等学校)
→81分 田中 陽子(JFAアカデミー福島)
猶本 光(ANCLASサテライト)
川島 はるな(JFAアカデミー福島)
高木 ひかり(常葉学園橘高等学校)
田中 美南(日テレ・メニーナ)
→HT 浜田 遥(JFAアカデミー福島)
・FW
京川 舞 (常盤木学園高等学校)

■マッチレポート
11月12日、AFC U-16女子選手権準決勝が行われ、日本は韓国と対戦した。「今までで一番暑かった」と吉田弘監督も振り返るほどの暑さに見舞われた16時に準決勝は始まった。
この試合で世界への切符を手に入れたい両チームはともに互角の立ち上がりを見せる。8分、ボランチの高木ひかりが中央を上がっていくも、前線の京川舞にパスは通らない。日本最初のシュートは14分。仲田歩夢がDFをかわして前へ流し、受けた京川が狙ったボールはサイドネットだった。26分には仲田のシュートをGKが弾いたところを川島はるながつめるも打ち切れず。その3分後には再び仲田がドリブルからそのままゴールを狙う。その直後のことだった。ゴールキックからつないだ韓国は日本の守備陣を交わし、YEO MINJIが一気に日本ゴールに蹴り込み、先制点を奪う。32分にもインターセプトからKIM AREUMが強烈なシュートを放つも、ここはGK吉田真由がファインセーブを見せた。リズムを掴みきれないまま、日本は1点ビハインドで後半に臨む形となった。
 後半頭からピッチに登場したのは浜田遥。開始早々に左サイドを切り裂き、立て続けに3本のCKを奪う。そのCKのチャンスから、仲田がシュート。こぼれ球を拾った川島のクロスに頭で合わせたのは京川。しかし、このボールは惜しくも左へそれる。流れはきた。この時間帯で何とか同点に追いつきたい日本。69分には決定的な場面が訪れる。パスを受けた京川が思い切り振り抜いたシュートはGKの右手をかすめ、ゴール隅へ転がるもわずかにボール一個分左へそれる。このCKをゴール前で金澤真美が競り、こぼれ球に反応した高木のシュートはポストを直撃した。いつ日本に得点が入ってもおかしくない展開が続くが、韓国守備陣の前にどうしてもゴールをこじ開けることができない。82分には田中陽子を投入し、最後までゴールを狙い続けたが、無常にもここでタイムアップ。日本は0−1で破れ、15日に行われる3位決定戦にまわりオーストラリアとの再戦となった。

■試合後選手コメント

・仲田 歩夢(常盤木学園高等学校)
相手GKからのパントを跳ね返せた点や後半ボランチに入ってからは、監督の指示通りボールを拾えた点は良かった。しかし、決定的なチャンスを決め切れなかった。パスの精度が悪くて、前線につなげなかった。
次は勝つしかない。2回目の対戦なので相手がどのように攻めてくるかはわかっている。体格差、技術、足もとのうまさ、賢さを出して絶対勝ってワールドカップ出場を決めたい。

・猶本 光(ANCLASサテライト)
おちついてプレーできなくて、ボランチだったのにボールを落ち着かせることができなかった。フリーなのにダイレクトで出して取られたりしたので、もっとよく周りを見れば良かった。ただ、プレーは悪かったが声は出せたところは良かった。
次はもっと落ち着いてプレーができるようにしたい。点を取ってチームに貢献したい。

・和田 奈央子(JFAアカデミー福島)
前半は早く追いつきたくてを焦ってしまい、つなぐことができなかった。ハーフタイムのときは全員がまだ45分あると思っていたし、全員でつなぎだしてから落ち着いてできた。仲間を信じて、気持を一つにできたことが良かった。
あそこで点が取れれば流れが変わったと思う。失点シーンはボランチとセンターバックと2人でボールにいってしまい、チャレンジ&カバーができなかった。点を取ることを前線に任せ過ぎてしまったので、自分も攻撃参加すれば良かった。
オーストラリアに勝たないと世界大会に行けないので、悪いところは修正して、仲間を信じて気持を一つにして勝ちたい。

■その他の試合
準決勝 オーストラリア 3-4 DPRコリア
この結果、韓国とDPRコリアがFIFAU-17女子ワールドカップの出場権を獲得。
日本は15日の3位決定戦でオーストラリアに勝利すると出場権を獲得することができます。

■今後の試合スケジュール
2009年11月15日(日)
3位決定戦 16:00KO vsオーストラリア

以上
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