■AFC U-16選手権タイ2009
2009年11月7日(土)18:30キックオフ
スパチャラサイ・ナショナル・スタジアム(バンコク/タイ)
U-16日本女子代表 3-1( 1-0,2-1 ) U-16中国女子代表
■メンバー
GK:
吉田 真由(福井工業大学附属福井高等学校)
DF:
長澤 優芽(日テレ・メニーナ)
金澤 真美(常葉学園橘高等学校)
→88分 樫本 芹菜(藤枝順心高等学校)
村松 智子(日テレ・メニーナ)
和田 奈央子(JFAアカデミー福島)
MF:
浜田 遥(JFAアカデミー福島)
→45分 仲田 歩夢(常盤木学園高等学校)
田中 陽子(JFAアカデミー福島)
→45分 川島はるな(JFAアカデミー福島)
猶本 光(ANCLASサテライト)
高木 ひかり(常葉学園橘高等学校)
後藤 亜弥(常葉学園橘高等学校)
FW:
田中 美南(日テレ・メニーナ)
■得点経過
1分 1-0 浜田 遥(JFAアカデミー福島)
48分 2-0 田中 美南(日テレ・メニーナ)
70分 3-0 田中 美南(日テレ・メニーナ)
72分 3-1 中国 HUANG YINI
■マッチレポート
11月7日、U-16日本女子代表はAFC U-16女子選手権予選リーグ第2戦を迎え、中国を3−1で下した。
この日のキックオフは18時30分と第1戦よりも遅い時間帯でありながら気温は32℃、湿度は60%と蒸し暑い中での戦いとなった。相手は初戦のオーストラリア戦を落とし、予選リーグ突破に向けてもう勝星は落とせない中国。厳しい展開が予想された。
しかし、日本は開始1分という早さで先制点を奪う。右サイドから抜けたボールを浜田遥がシュート。ボールはDFの足元を抜けて、ゴールへ。大事な先制点を日本がモノにした。中国も7分にシュートを放つがゴールには至らず。その後は両者ともに激しい当たりとボールの奪い合いで試合は拮抗する。日本は「パスミスが多すぎる」という吉田弘監督の言葉のように、ミスによりパスがつながらない。それでも34分には和田奈央子が遠めからシュートを放つが惜しくもゴールはならなかった。
前半を1−0で折り返した日本は、後半開始早々にFKのピンチを迎えるが、これを切り抜けると48分、CKから田中美南が貴重な追加点を挙げることに成功する。70分には高木ひかりからのスルーパスに再び「いいタイミングでボールが来た」という田中美が反応し、GKと1−1に。これを落ち着いて決めて3点目が日本に入る。72分には中国にセットプレーから1点を返されるが、日本のリードは変わらずタイムアップ。3−1で中国を下し、2連勝でグループBの首位を守った。
また、7日の全試合終了時点で同グループの中国とチャイニーズ・タイペイが連敗したため、2連勝の日本はオーストラリアとともに決勝トーナメント進出を決めた。続く9日の予選リーグ最終戦は予選リーグ1位突破をかけてオーストラリアを対戦する。
■選手コメント
GK 吉田真由選手
失点のシーンは、少し前から左右にボールが動いていて、その間に中のマークがずれて、自分のポジションもずれて、ニアに寄り過ぎていた。DFは2人行っていたが、自分も予測ができていませんでした。
良かった点は、カウンターに備えたコーチングがしっかりできたこと。でも、ボールにつられてポジショニングが悪くなったり、DFとのコミュニケーションがうまくいかなかったところもありました。次は、もっとDFの背後の様子を見て、コーチングを瞬時にできるようにしたいのと、いいポジションをとれるようにしたいです。
DF 村松智子選手
失点のときは、セットプレーからクリアしたが、拾う人がいなかった・・・。相手ボールになったとき、ラインを上げることに注意しすぎて相手にマークがいませんでした。でも、前回のフランス遠征が終わってから、練習後にヘディングの練習をしていたんですが、その成果が出た部分もありました。次の試合ではマークの受け渡しをもっとはっきりさせて、カバーリングをもっと早くできるようにしたいです。
MF 浜田遥選手
先制点は右から来たボールを枠に入れようとだけ考えて思いっきり蹴りました。今日はシュートを意識できたと思います。もっとDFとコミュニケーションとって攻撃の起点になれるようにしたいです。でも、守備ばかりに体力を取られて、肝心の攻撃にあまり行けなかったことは反省点です。
FW 田中美南選手
最初に1対1を外したのは反省点です。簡単にやるところと、勝負するところの区別をしないと・・・。
何度か失敗もしたが、ターンできたことはよかった。得点は、決められて気持よかったです。
次回は自分で行くところとパスの判断を良くして、チャンスは確実に決めたい。
■他の試合結果
<グループA>
タイ(勝点0) 0-8 韓国(6)
ミャンマー(0) 0-7 北朝鮮(6)
<グループB>
チャイニーズ・タイペイ(0) 0-7 オーストラリア(6)
■第2戦終了時の順位
<グループA>
1位 韓国(勝点6、+16)
2位 北朝鮮(6、+12)
3位 タイ(勝点0、-13)
4位 ミャンマー(0、-15)
<グループB>
1位 日本(勝点6、+18)
2位 オーストラリア(6、+11)
3位 中国(0、-6)
4位 チャイニーズ・タイペイ(0、-23)
■今後の試合スケジュール
11月9日(月)
グループステージ第3戦 vsオーストラリア
以上
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