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大量得点で白星発進 AFC U-16女子選手権タイ2009 グループB第1戦vsチャイニーズ・タイペイ戦マッチレポート(09.11.06)

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■AFC U-16選手権タイ2009

2009年11月5日(木)16:00キックオフ
@スパチャラサイ・ナショナル・スタジアム(バンコク/タイ)

日本 16-0(前半7-0) チャイニーズ・タイペイ

■得点者
京川舞(常盤木学園高等学校)5
川島はるな(JFAアカデミー福島)6
加藤千佳(浦和レッズジュニアユースレディース)
仲田歩夢(常盤木学園高等学校)
尾田緩奈(神村学園高等部)
山本摩也(十文字高等学校)
鈴木里奈(常盤木学園高等学校)

■マッチレポート
11月5日、タイのSupachalasai National StadiumでAFC U-16女子選手権が行われ、日本はチャイニーズ・タイペイとの初戦を迎えた。キックオフは16時(現地時間)。試合開始前の気温は30℃にまで上昇し、厳しい暑さの中での初戦となった。
大事な初戦。日本は開始のホイッスルが鳴ると立ち上がりからボールを支配し、チャイニーズ・タイペイゴールに迫る。しかし、GKとの1−1勝負場面や的確にゴールを狙えるボールに対して外してしまったりと、プレーがかみ合わない。それでも11分、京川舞のゴールが決まり、日本が先制。これで緊張が解けたのか、日本は一気に波に乗る。18分に川島はるながゴールを奪えば、その3分後には再び京川が追加点を挙げ、怒涛の攻撃を見せた日本が7ゴールを奪う猛攻で前半を終える。
「積極的に行け!」という吉田弘監督のゲキを受け、後半に入っても日本は攻撃の手を緩めない。48分に仲田歩夢のゴールを皮切りに再びゴールラッシュ。直後には「ここまでシュートを外していたので決めないといけないと思った」という尾田緩奈が加藤千佳からのクロスを決めて9点目。完全に自陣に引いてしまったチャイニーズ・タイペイをサイドから、中央から崩しにかかる日本。すっかり人口密度の高くなった相手エリアで全員守備となった布陣を切り裂くように得点を重ねる。チャンスがあればDFも積極的に攻撃に参加する。度々ビルドアップを見せたサイドバックの長嶋洸も「同サイドの加藤と浜田(遥)のプレースタイルに合わせてそれぞれ違うプレーを選択することができた」と手ごたえを口にした。チャイニーズ・タイペイの攻撃はというと、FKで枠内にボールは入ってきたものの、難なくキーパーがキャッチ。特にピンチらしいピンチもなく、終わってみれば16−0で日本が圧勝した。次戦は7日に中国と戦う。

<選手コメント>
○川島はるな選手
中盤でもう少し落ち着いてつなげたら、ボールを失うことはもっと少なくできた。前半はシュートが枠に入らなかったが、後半はいいコースに行くようになり、良かった。点を入れた時は、この会場や、多くの人が見てることや、日の丸を背負っているので、気持良かった。あらかじめGKやDFの位置を見れたので、後半は点が取れるようになったと思う。次回はつなぐことと、自分でドリブルするところの判断を的確にしたいです。

○尾田緩奈選手
ゴール前で決定的なチャンスが多かったのに焦って決められなかった。自分が決めていたら、もっと大差になっていたと思います。前半持ちすぎてチャンスをものにできてなかったが、後半は簡単にはたくようにして、それができた。次回はゴール前のチャンスにかかわって得点もアシストもできるようにしたい。

○GK平尾恵理
相手がどのようなチームかわからなかったので、最初は冷静に注意深く試合に入りました。フリーキックやバックパスに落ち着いて対処できたのが良かったと思います。ボールに触れる機会は少なかったけど、DFからのバックパスには、動きながらもらえばよかった。ポジションが深くなりすぎたのが反省点です。

■今後の試合スケジュール
11月7日(土)
グループステージ第2戦 vs中国

以上
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