■大会実施概要
大会名称:キリンカップサッカー2009 〜ALL FOR 2010!〜
主催:財団法人日本サッカー協会
主管:社団法人大阪府サッカー協会、社団法人千葉県サッカー協会、財団法人東京都サッカー協会
特別協賛:キリンビール株式会社、キリンビバレッジ株式会社
日本代表オフィシャルスポンサー:キリンビール株式会社、キリンビバレッジ株式会社
日本代表オフィシャルサプライヤー:アディダス ジャパン株式会社
日時・場所・対戦:
第1戦
日時:5月27日(水)
会場:大阪・大阪長居スタジアム
対戦:日本代表 対 チリ代表
第2戦
日時:5月29日(金)
会場:千葉・フクダ電子アリーナ
対戦:チリ代表 対 ベルギー代表
第3戦
日時:5月31日(日)
会場:東京・国立競技場
対戦:日本代表 対 ベルギー代表
※試合は3試合ともナイトゲーム(キックオフ時刻は調整中)
表彰:賞金16万USドル(優勝10万USドル、準優勝5万USドル、3位1万USドル)、フェアプレー賞
大会方式:
3チーム総当たり、リーグ戦方式により優勝チームを決定。
〔順位決定方法〕
(1)勝利チームには勝点3、引き分けの場合は勝点1
(2)勝点の合計が同一の場合には、以下の順序により順位を決定
1.得失点差 2.総得点 3.当該チームの対戦成績
(3)上記でも決しない場合は、両チーム同順位
テレビ放送:
第1戦 TBS系列にて全国生中継
第2戦 調整中
第3戦 日本テレビ系にて全国生中継
ラジオ放送:調整中
入場券について:
入場券販売に関する情報は、3月下旬に改めて発表します。
■来日チーム紹介
チリ代表
サッカー連盟創立:1895年
FIFA加盟:1913年
公式サイト:www.anfp.cl
サッカー連盟会長:ハロルド・マイネ ニコルス
代表チーム監督:マルセロ・ビエルサ
FIFAワールドカップ出場歴:7回(1930年ウルグアイ大会、1950年ブラジル大会、1962年チリ大会:3位、1966年イングランド大会、1974年西ドイツ大会、1982年スペイン大会、1998年フランス大会:ラウンド16進出)
FIFAランキング:31位(2009年2月11日付)
サッカー連盟の創立はアルゼンチンに次ぎ南米で2番目に早く、代表チームは第1回のFIFAワールドカップにも出場した。1962年には自国でFIFAワールドカップを開催。イタリアやソ連などの強豪を倒し、3位の好成績を収めた。
一昨年の12月に就任した日本代表の岡田武史監督にとって、初めて指揮を執った試合が昨年1月に行われたキリンチャレンジカップ2008のチリ戦。試合後、「(チリは)素晴らしいチーム。90分間、あれだけプレッシャーをかけてくれて、いい経験ができた」と感想を述べた。この試合のチリは20歳台前半の選手ばかりという若いチームだったが、そのうちの数名がレギュラーの座をつかむと、2010FIFAワールドカップ南アフリカ南米予選の状況も好転。昨年6月に行われた予選でボリビア、ベネズエラに連勝し、10チームによるリーグ戦の順位が7位から4位に上昇した。
同10月にはFIFAワールドカップ予選において史上初めてアルゼンチンを破るという快挙を成し遂げるなど、自動的に本大会出場権獲得となる4位をキープ。1998年フランス大会以来となる3大会ぶりの出場へ、期待が高まっている。
チームを率いるのは、アルゼンチン人のビエルサ監督。2002FIFAワールドカップ日本/韓国大会ではアルゼンチン代表を指揮し、アテネオリンピック 2004では同国に金メダルをもたらした実績を持つ。選手たちをしっかりとまとめ、厳しいプレスと巧みなパスワークを生かした攻撃的サッカーによって、チリ代表のパフォーマンスを高めている。
2010FIFAワールドカップ南アフリカ 南米予選戦績
試合日 試合地 スコア 対戦相手
2007年10月13日 ブエノスアイレス(アルゼンチン) ● 0−2 アルゼンチン
2007年10月17日 サンティアゴ(チリ) ○ 2−0 ペルー
2007年11月18日 モンテビデオ(ウルグアイ) △ 2−2 ウルグアイ
2007年11月21日 サンティアゴ(チリ) ● 0−3 パラグアイ
2008年6月15日 ラパス(ボリビア) ○ 2−0 ボリビア
2008年6月19日 プエルト ラ クルス(ベネズエラ) ○ 3−2 ベネズエラ
2008年9月7日 サンティアゴ(チリ) ● 0−3 ブラジル
2008年9月10日 サンティアゴ(チリ) ○ 4−0 コロンビア
2008年10月12日 キト(エクアドル) ● 0−1 エクアドル
2008年10月15日 サンティアゴ(チリ) ○ 1−0 アルゼンチン
日本代表との対戦歴
試合日 試合地 スコア 大会名等
2008年1月26日 東京 日本 0−0 チリ キリンチャレンジカップ2008
ベルギー代表
サッカー協会創立:1895年
FIFA加盟:1904年
公式サイト:www.footbel.com
サッカー協会会長:フランソワ・デ・ケールスメッケル
代表チーム監督:レネ・バンデレイケン
FIFAワールドカップ出場歴:11回(1930年ウルグアイ大会、1934年イタリア大会、1938年フランス大会、1954年スイス大会、1970年メキシコ大会、1982年スペイン大会:2次リーグ進出、1986年メキシコ大会:4位、1990年イタリア大会:ラウンド16進出、1994年アメリカ大会:ラウンド16進出、1998年フランス大会、2002年日本/韓国大会:ラウンド16進出)
FIFAランキング:53位(2009年2月11日付)
1904年に創設されたFIFA(国際サッカー連盟)のオリジナルメンバーであり、1920年のアントワープオリンピックに優勝、第1回のFIFAワールドカップにも出場しているベルギーは、古豪と呼ぶにふさわしい存在だ。ユニフォームの色から「赤い悪魔」の異名を取り、1986年にメキシコで開催された FIFAワールドカップでは、FWヤン・クーレマンス、MFビンチェンツォ・シーフォらの活躍により、同国史上最高の4位という好成績を収めた。 2002FIFAワールドカップ日本/韓国大会のグループステージ初戦で日本と対戦し、1−2の劣勢を2−2の引き分けに持ち込んだ試合も記憶に新しい。
その後、2006年ドイツ大会、UEFAユーロ2004・2008と予選敗退となったが、昨年9月に始まった2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会予選で復活の兆しを見せている。
4試合を終えてスペイン、トルコに次ぐ3位。欧州王者のスペインとは勝点5差、プレーオフ進出の可能性がある2位のトルコを勝点1差で追っている。このところ、ベルギーに注目が集まっているのは、若い選手が台頭しているからだ。北京オリンピック2008で4位となったチームの選手たちが代表にも定着しつつあり、ベテラン選手に劣らぬ活躍。伝統のタフで粘り強い守りに加え、攻撃面の創造性が新たな魅力となっている。チームを率いるバンデレイケン監督は、前述のメキシコ大会にも出場した元代表選手。FCブルージュ(ベルギー)の中心選手として、ジャパンカップキリンワールドサッカー’81の優勝を経験している。
2010 FIFA ワールドカップ南アフリカ 欧州予選戦績
試合日 試合地 スコア 対戦相手
2008年9月6日 リエージュ(ベルギー) ○ 3−2 エストニア
2008年9月10日 イスタンブール(トルコ) △ 1−1 トルコ
2008年10月11日 ブリュッセル(ベルギー) ○ 2−0 アルメニア
2008年10月15日 ブリュッセル(ベルギー) ● 1−2 スペイン
日本代表との対戦歴
試合日 試合地 スコア 大会名等
1999年6月3日 東京 日本 0−0 ベルギー キリンカップサッカー’99
2002年6月4日 さいたま 日本 2−2 ベルギー 2002FIFAワールドカップ日本/韓国
以上
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