日本サッカー協会は、都道府県サッカー協会、サッカークラブ、自治体、小中学校、幼稚園・保育園などを対象に、グラウンド5面分(50,000?相当)の芝生の苗30万株を無償で提供する芝生化キャンペーンを実施します。
これは、キャプテンズ・ミッションの一つである「JFAグリーンプロジェクト」の一環として実施するもので、誰でもできる「ポット苗方式」による芝生化モデルを模索するための事業です。応募者には、芝生の苗をグラウンドに植えつけたあと、芝生の成長や管理をレポートすることが義務づけられています。
この芝生は、ポットを使って種から育てられますが、今回提供する30万株のポット苗づくりを5月31日(土)と6月1日(日)の両日、つくばFC万博グラウンドで行うことになっています(詳細は、こちら)。
http://www.jfa.or.jp/jfa/news/news/080529news01.pdf
ポットに蒔かれた種はおよそ1ヶ月で芝生の苗になり、6〜7月にかけて地面に植えつけると2ヶ月程で間隔が埋まり、一面緑の芝生となります。
■ポット苗方式・芝生化モデル事業:
□企画概要:
グラウンド5面分(50,000?相当)になるポット苗30万株を無償提供
□主催:
(財)日本サッカー協会
□協力:
NPO法人 グリーンスポーツ鳥取(技術協力)
NPO法人 つくばフットボールクラブ(2000?敷地提供/人員・育成協力)
□対象:
都道府県サッカー協会、サッカークラブ、自治体、小中学校、幼稚園・保育園等
□応募単位:
[1]200?〜500?
[2]500?以上
□条件:
1.管理計画があること(夏期は週に一度の芝刈りなど)
2.[2]の場合、地元でスプリンクラー整備、芝刈り機を用意すること
3.ポット苗の送料は応募者負担
4.苗植えにあたっては、JFAが専門家を派遣する
5.苗植えの人件費は応募者負担
6.7月上旬〜7月中旬までに苗植えができること
7.その後の成長、管理についてのレポートの提出
●「ポット苗方式」による芝生化とは:
校庭や土のグラウンドなどに、ポットの中で30日間ほど育てた芝生(ティフトン芝)の苗を、田植えのように50?間隔で植えていく芝生化の手法。芝生の苗は、ティフトン芝が最も成長する6月〜7月に植えるもので、2ヶ月ほどで間隔は埋まり一面緑の芝生になる。ティフトン芝は成長が早く日常管理では芝刈りが欠かせないが、逆に、それさえできれば合理的な芝生化の一つの手法となる。
以上
オフィシャルニュース
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