5月26日、27日にオーストラリアのシドニーで開催された国際サッカー連盟（FIFA）の理事会でFIFAクラブワールドカップの2009年以降の開催国について審議され、2009年ならびに2010年大会がアラブ首長国連邦（UAE）で、2011年と2012年大会は再び日本で開催されることに決まりました。
FIFAクラブワールドカップはクラブチーム世界ナンバー1を決する大会として2000年に創設され、2005年よりトヨタ自動車株式会社をオフィシャルプレゼンティングパートナーに、今年行われる2008年大会までの4大会を日本で開催してきました。

【FIFAクラブワールドカップ 開催国】
■2009年、2010年大会　アラブ首長国連邦（UAE）
■2011年、2012年大会　日本

【今回の決定についての川淵三郎キャプテンのコメント】
「FIFAの大会で、1カ国が継続して主管するというのはFIFAクラブワールドカップを除いてなかったので、日本以外の国で行いたいというのはFIFAの強い意向が反映されてのことだと理解している。UAEでこのビッグイベントが行われることによって、西アジア諸国における女性の観客率が高まることが期待される。AFCチャンピオンズリーグの発展にとっても望ましいことなので、是非とも成功させてほしい。
今回のFIFA理事会で2011年、2012年大会の日本開催が決定したが、日本の運営能力やサッカー環境の素晴らしさが評価されてのことで、栄誉なことだと思っている」

＜参考＞ FIFA ホームページから抜粋（日本語参考訳）
「6+5」ルールを満場一致で支持。FIFA クラブワールドカップの開催国を発表
（省略）
その他の重要な決議事項として、理事会は、FIFAクラブワールドカップ2009/2010年大会を初めて、アラブ首長国連邦（UAE）で開催することを決定した。また、続く2011年および2012年の2大会に関しては、2005年から同大会を継続開催しており、今年の12月にも開催が予定されている日本にて行われる。2005年の再スタート以来、同大会は飛躍的な成長を遂げ、主要なFIFA大会の一つとなった。理事会は、本大会から得られる利益の一部が世界中のクラブサッカーに還元されることに同意した。
（省略）

以上