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クラブカンファレンス開催のご報告(08.03.02)

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クラブカンファレンス開催のご報告

本日3月2日(日)に開催いたしました「水戸ホーリーホッククラブカンファレンス」のご報告をいたします。

【日時】
3月2日(日)10:30〜12:00
【場所】
笠松運動公園陸上競技場 会議室
【次第】

●1. 開会のご挨拶
●2. 営業部 質疑応答
1. クラブの方針について
2. 新体制について
3. 満席プロジェクトについて
●3. 強化部 質疑応答
1. 新チームについて
2. 育成方針について

【クラブ出席者】

1. 代表取締役 宮田裕司
2. 取締役強化部長 鬼塚忠久
3. 運営担当主任 西村誠
4. 広報担当主任 舘智穂子
5. 満席プロジェクト主任 木村孝



【応募出席者数】
22名

【内容】
【営業部への質問】
(回答者:代表取締役 宮田裕司)
Q (1) クラブの方針について
A 昨年6月に発表しました方針に変わりはありません。「地域の元気の源泉となる。」という使命を持って、中期目標達成のために邁進して参ります。
ホーリーホックの特質として、市民クラブであることであると考えますが、この「市民クラブ」の定義は、私は次のように考えています。ファン・株主・行政・スポンサー・ボランティアというステークホルダーの皆さんからバランス良く支援をいただいて成り立っているクラブなのだと思います。そこに、突出してクラブを支える親会社はありません。そして、ファンとは、スタジアムにまだ足を運んでいただいていない地域の方々も含めています。そこで重要なのは、そのステークホルダーのそれぞれは、地域あるいは地域に縁があるということだと思います。
今年は明確な目標を持って変化をする試みをしていきます。HPのリニューアルやポスターのイメージを重視したのは、新しいところに向かっていくんだという一つの試みだった。サポーターズクラブの改変も、ICチップの入ったカードを導入して地域の加盟店と共通で使用できるようにしたことも、クラブが進歩するための変化の試みであることをご理解戴きたい。リスクを恐れていては、変化することは出来ない訳で、良いと考えた事を実践し、その成果をみて、修正すべきところは修正して更に実践していきたいと考えます。
トップチームのリーグ戦の目標は、10位以内(1桁順位)と考えています。

クラブ方針についての質疑応答
Q以前はブログに自由に意見を書き込める場があった。意見を言える場所がなくなってしまったように感じるがどのように考えていますか?
A 確かに、以前は自由にブログにご意見を書き込んで戴いていたが、それについては様々なご意見を戴いていました。ご質問のように意見を書ける場所があったほうが良いというご意見も実際に戴きましたが、クラブのオフィシャルホームページ上で、何でもありの内容が露出されているのはどうなのか?というご指摘も戴いていました。そうした沢山のご意見を総合してこのような形にしました。ご質問やご意見は、メールやTEL、FAXでいつでも受け付けていきます。

Q 新しいイメージとはどういうイメージでしょうか?ポスターのデザインなどはもともと応援している人たちには「変わったな」ということがわかっても、逆に全くホーリーホックを知らない人たちには「新しい」ことは伝わらないし、クラブが市民になかなか認知されず逆効果のようにおもいますが。
A 今こうして集まって下さった、今までをご存じの皆さまへ「変化を見せる」という意味合いではなくて、狙いとしては今回のポスター、HPなどの制作で一番意識したのは、まだ一度もスタジアムへ足を運んでいただいていない方々。どうすれば水戸ホーリーホックに興味を持ってもらえるか、どうすればスタジアムへ足を運んでいただけるかというところをすごく意識しました。
ポスターというものは、一瞬の視界に入るもので、1秒注視してもらえればすごい訳で、その瞬間にイメージをお伝えしたいというのが、今回の目的になっています。もちろんプロの方と相談を重ねこのような形になりました。今回の成果は見極めていきます。


Q(2) 新体制について
A 最初に申し上げたように、クラブを経営していくうえで、沢山のステークホルダーの皆さまのご意見を全て受け入れる事が不可能なことは、ご了解いただきたいと思いますが、今回の新体制決定過程の情報の出方に関しては反省すべき点があったと思います。監督・コーチも新しい体制になり、チームは、前向きに良い方向に向かっています。
フロントスタッフも新体制になり、非常に少ない人数でやってはいますが、一人一人の担当以外にもそれぞれがそのバックアップを出来る体制をつくっています。4月からは営業のスタッフ2名を加え、チームとしてもクラブとしても勢いをつけ充実させていきます。


Q(3) 満席プロジェクトについて
A TOPチームであればホームゲームに来ていただいた方に魅力のある試合を見せること。クラブ広報であれば、いかに皆さまに魅力的な情報を出していくかということ。そういったことで来年2009年秋に完成予定の水戸市立競技場での最初の試合を満席することをゴールとしたプロジェクトです。このプロジェクトを掲げたことで沢山の方々から、「こちらから何かできますか?」「何をすればいいですか?」といったご質問を戴けるようになってきました。ここからだと思っています。
開催日時など、具体的には、まだ明確に申し上げられませんが、クラブ内では現在、笠松でのフリーマーケットや合唱などの場としてホームゲーム会場を提供し、今まで一度も試合を観戦に来られたことのない方にご来場戴くなどの案があがっています。また、今後満席達成のため、こうしていつも応援してくださっている方々からもアイデアを出して戴き、参考にさせて戴きたい。

満席プロジェクトについての質疑応答
Q招待券の配り方についてどのように考えていますか?
A 招待券は、「とりあえずもらったから見に行く」というお客さまには有効ですが、継続的にお客様を増やすためには、不特定多数の方にただただ配布するのではなく、工夫をした配り方が必要だと考えます。

【強化部への質問】
(回答者:強化部長 鬼塚忠久)
Q(1) 新チームについて
A とにかく、僕らが考えたサッカーを1年間徹底させよう。貫き通そう。と監督にも選手にも伝えています。
宮田代表からはチームの目標は10位以内という話がありましたが、僕らは1年で優勝する気で臨みます。

新チームについての質疑応答
Q 今シーズンの補強のポイントは?
A 確かに試合経験は少ないが、すぐに試合で使えるような技術力のある選手を取りました。皆さんがおっしゃっているセンターフォワード、またセンターバックのポジションについては現在も補強のために動いています。
Q 魅力的なチームにすることということがよくわかりません。選手の入れ替えもあり1年1年場当たり的にやっているのではないかと思いますが。
A 育った選手たちに対してはチームに残るよう努力はしますが、プロ選手ですから、そうはいかないこともあります。
そういう選手を出さないように事業ももっと頑張っていかなければいけないと思っています。

Q(2)育成方針について
A 昨年ジュニアを立ち上げ、今年の4月から登録をし、いよいよ本格的に動きはじめます。
体力、精神力、技術力を向上させていかなければなりませんが、今は技術力を向上させることを一番に考えています。
各コーチは勝つことではなく、TOPチームに上がるためのチーム作りをする。ただ、もちろん試合の時は勝つことを考えています。「負けてもいいから」という試合をするわけではない。ボールを次にどこに置くかを考えられる子を育てることが大事です。

その他の質問
(回答者:代表取締役 宮田裕司)
Qサポーターズクラブのメリットが不足してきたように思いますが。
A サービスが低下したということはありません。より充実させるために新しいサポーターズクラブを立ち上げました。今回のこの切り替えで事務的に不足しているような事があった点においては今後の改善点にします。

Qホームページの情報更新について
A現在ホームページ制作会社と話し合いの上、よりニーズにお応えできるような情報更新が出来るよう進めています。
また、クラブ内において、直接皆さまへ情報を発信できる事柄に関しては、例えば下部組織の試合結果のお知らせ等はブログを活用し、より早く皆さまにお伝えできるようにします。



今回のクラブカンファレンスは今後、毎年継続して行っていく予定です。また、支援持株会の意見交換会につきましては、持株会主催で、3月9日(日)笠松運動公園の体育館サブアリーナにて実施いたします。

以上
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