この度、湘南ベルマーレのアジエル選手（MF／NO.10）がブラジルへ一時帰国いたしました。
11月5日の午前7時47分、来日中であったアジエル選手の父親（ANTONIO NAPOLEAO DE AMORIM氏）が急性心筋梗塞により他界され、アジエル選手はブラジルへ一時帰国しました。再来日の日程は決まり次第お知らせいたします。
また、亡骸は9日（金）に無事、サントスに到着いたしました。
クラブ一同、アントニオ氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

◆アジエル選手コメント
この度は、父が突然亡くなったために、ブラジルへの帰国を余儀なくされました。
今、リーグ戦終盤で昇格の可能性が残された大切な時期であり、プレーしたい気持ちは強いのですが、共に来日中であった母とブラジルに残された家族のことを考えて、帰国することとなりました。とても心苦しく、申し訳なく思っています。
父も日本、そしてベルマーレのことが大好きでした。父は、天国からチームが「Ｊ１昇格」という目標を達成することを強く願っていると思います。

◆クラブよりサポーターの皆様へ
今回の緊急帰国により、アジエルの勇姿を楽しみにされていた皆様に心よりお詫び申し上げます。
クラブとしても突然のことで対応に苦慮いたしました。
お父様の突然の死は、自らの活躍を見せ両親を安心させてあげようと日本へ招待したアジエル選手にとって、想像もできない悲しみであることは間違いありません。
悲しみに沈むお母様を目にした時に、アジエルなしにブラジルへ帰すことはできないと決断しました。
クラブは皆様のご支援のもと、残るJ１昇格への闘いを続けていきます。
そしてアジエルなくとも選手たちは目標に向かい闘える集団であると確信しています。

重ねてのご理解を皆様にお願い申し上げますとともに、遠くブラジル・サントスにお戻りになられたお父様のご冥福をお祈りいたします。

株式会社湘南ベルマーレ　代表取締役　眞壁　潔

以上