【適用開始日】
大 会 | 適用開始節 | 適用開始日 |
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2007Jリーグディビジョン1* | 第19節 | 8月11日(土)、12日(日) |
2007Jリーグディビジョン2 | 第26節 | 7月 6日(金)、7日(土) |
2007Jリーグヤマザキナビスコカップ | 準々決勝第1戦 | 7月 7日(土)、8日(日) |
2007Jサテライトリーグ | 7月 1日(日) | |
2007Jユースサハラカップ | 7月1日(日) |
*8月1日に開催されるJ1リーグ戦 第14節 浦和レッズvsサンフレッチェ広島にも適用される。
※8月4日(土)にエコパスタジアムで開催される「2007JOMOオールスターサッカーにも適用される。
2007年競技規則の改正について
1.競技規則の改正および評議会の決定
第1条− 競技のフィールド
決定4 | 決定4 |
*(財)日本協会の解説
広告を認めないことについて、原文(英語)は、”Shall be no advertising”から”Should be no advertising”という、より強い表現になった。
なお、“ゴールラインの外側1m以内”の広告についての表現がなくなったが、1m以内の場所に広告が許されることになったのでなく、これまでどおり、フィールドの境界線(ゴールライン、タッチライン)の外側1m以内での商業的広告は一切認められないことに変わりはない。これについてはFIFAに確認済であり、競技規則の冊子内にある審判員への追加指示にも認められないと規定されている。
第4条― 競技者の用具
基本的な用具
<現在の文章> ●ショーツ − サーマルアンダーショーツを着用する場合は、主な色がショーツの主な色と同色とする | <新しい文章> ●ジャージーまたはシャツ − アンダーシャツを着用する場合、その袖の主たる色はジャージーまたはシャツの袖の主たる色と同じにする。 ●ショーツ − アンダーショーツを着用する場合、その主たる色はショーツの主たる色と同じにする。 |
決定1 ●スローガンや広告を見せるためにジャージを脱いだ競技者は、大会の組織責任者によって罰せられる。 ●ジャージは、袖がなければならない。 | 決定1 <新しい文章> ●競技者は、スローガンや広告のついているアンダーシャツを見せてはならない。身につけなければならない基本的な用具には、政治的、宗教的または個人的なメッセージを表示してはならない。 ●スローガンや広告を見せるためにジャージーを脱いだ競技者は、競技会の主催者によって罰せられる。身につけなければならない基本的な用具に、政治的、宗教的または個人的なスローガンやメッセージを表示した競技者のチームは、競技会の主催者またはFIFAにより罰せられる。 ●ジャージーは、袖があるものとする。 |
*(財)日本協会の解説
これまでショーツとアンダーショーツ(サーマルアンダーショーツ)の主たる色は同色としていた。これに加え、半袖等のジャージー(シャツ)の下に別のシャツを身につけ、そのシャツが外に露出するような場合、両方の袖の色を同色とすることにより、競技者の識別をより確実に行うことができるようになる。
また、得点時にジャージー(シャツ)を脱いでスローガンや広告を見せる競技者がいるが、先ずはジャージー、ショーツ、ストッキング、靴およびすね当てに、政治的、宗教的または個人的なメッセージを表示してはならないとした。ただし、事前に承認を得られた広告の表示を除く。
第4の審判員
<現在の文章> | <新しい文章> ●第4の審判員は、競技会規定に基づいて任命することができ、リザーブ副審が任命されていない限り、3名の審判員のいずれかがその職務を続行することができなくなった場合にその職務を行う。第4の審判員は、つねに主審を援助する。 ●競技会規定に基づき、リザーブ副審も任命することができる。その任務は唯一、職務を続行することができなくなった副審に、または必要に応じ、第4の審判員に代わることである。 |
*(財)日本協会の解説
高いレベルの試合では、主審と副審の任務遂行の専門性が高まっている。副審として登録している審判員がリザーブ副審として配置されているならば、仮に副審に事故があった場合、試合の要求するレベルの審判を提供することが可能になる。リザーブ副審は副審を専門とする審判員であるため、仮に主審に事故があった場合においても、それにとって代わることはできない。
2.主審、副審ならびに第4の審判員への追加指示
得点の喜び
<現在の文章> 得点の喜びでフィールドを離れること自体は警告に該当する反則ではないが、競技者はできる限り早くフィールドに戻ることが原則である。 | <新しい文章> ●競技者が得点の喜びで周囲のフェンスによじ登る。 |
*(財)日本協会の解説
昨年(2006年)のワールドカップでも見受けられたが、得点の喜びを表現するため競技に不必要なマスクを持ち込み、得点後それを被ることは過度に喜びを表現することであり、その行為を行った競技者は反スポーツ的行為として警告される。