2006年2月1日(水)に、日本サッカー協会より、競技規則第4条 「競技者の用具(装身具の着用)」に関して「装身具着用については、国内の全ての競技会において2006年シーズンより『競技規則』第4条を遵守し、競技者の安全のために、一切の装身具の着用を禁止し、装身具を覆うテープの使用も不可とする。」通達がありました。
本通達を受け、昨シーズンまでJリーグでは、結婚指輪など物理的に、また宗教上の理由でどうしても外すことができないものについてはテーピングなどで覆うことが認められていましたが、今シーズンよりテーピングで覆うことは認められず、競技者は全ての装身具を外すことが義務付けられていました。
通達後もJリーグではルール講習会や通達文書などを通じ、各クラブに対し競技規則遵守の徹底を要請してきましたが、装身具を着用して試合に臨もうとする選手が後を絶たないため、2006年6月1日(木)より、試合中に装身具を着用している選手については、下記の通り現状の国際サッカー連盟(FIFA)およびアジアサッカー連盟(AFC)と同様に『反スポーツ的行為』として警告処分とすることとしました。
■対応方法: 試合中*に装身具を着用している選手については、現状の国際サッカー連盟(FIFA)およびアジアサッカー連盟(AFC)と同様に『反スポーツ的行為』として警告処分とする。
■対応の開始日: 2006年6月1日(木)〜
■対象となる大会: J1リーグ戦、J2リーグ戦、J1・J2入れ替え戦、Jリーグヤマザキナビスコカップ、JOMOオールスターサッカー、ゼロックス スーパーカップ、サテライトリーグ、プレシーズンマッチ
*:「試合中」には次の時間帯も含まれており、警告の対象となります。
サッカー競技規則 2005/2006 第12条 ファウルと不正行為 懲戒の罰則
競技者または交代要員あるいは交代した競技者にのみレッドまたはイエローカードを示す。主審はフィールドに入ったその時から試合終了の笛を吹いた後フィールドを離れるまで、懲戒の罰則を行使する権限を持つ。
以上
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