本日（11月24日）行ないました『澤登正朗選手 現役引退記者会見』の際のコメントにつきまして、下記のとおりご報告いたします。

【記者会見時のコメント】

■(株)エスパルス 代表取締役社長　早川 巖
「エスパルスの創立以来、エスパルス一筋でチームの中心選手として活躍し続けてくれた澤登選手が今シーズン限りで現役を引退する決意をいたしました。改めて澤登選手の成績を振り返ると、彼のサッカー人生は光り輝くものだなとつくづく感じます。本人の努力の賜物によるものだと思います。まさに「ミスター・エスパルス」の名にふさわしい活躍をしてくれ、ファンならびに会社を代表して14年間の功績に対して深く敬意を表し、また感謝の気持ちでいっぱいです。今後、私どもといたしましては、これだけの成績を残した澤登選手に対して、関係者の方々と相談しながらそれなりの報いをしていきたいと思っています」

■清水エスパルス 澤登正朗選手
「私、澤登正朗は今シーズン限りで引退することを決意しました。プロ生活14年間、すべてのものを出し尽くしました。思い残すことはありません。悔いなく14年間終えられたことを誇りに思います。引退を考えたのは、2年前にエスパルスと2年契約をしたときからです。今シーズンに入って、その考えは変わらず、シーズンはじまる前から今年いっぱいがんばろうと考え、プレーしていました。昔から自分の中で、輝いているうちにやめたいという思いがありました。14年間、エスパルス一筋でやれたことは幸せなことで、誇りでもあります。今でもこのチームに入ってよかったと思います。経営危機等の困難がありましたが、いろいろな方の支えがあってこのエスパルスが成り立っていることを実感しました。

今、エスパルスではたくさんの若手が成長しています。彼らには、これからのエスパルスを支えていく、という気持ちでやってほしいです。そして、ベテランはそれに負けられないという気持ちを持ち、お互いが切磋琢磨していけばまた必ず強いエスパルスに復活できると思います。選手生活は今シーズンで終わりですが、自分自身のサッカー生活はまだまだこれからだと思っています。何年後かはわかりませんが、指導者としてまたピッチに戻れるようにがんばりたいです。サポーターの皆さんは、14年間温かい声援を送ってくださり、心の支えになりました。本当に感謝しています。今シーズンで引退しますが、これからもエスパルスを愛していってほしいと思います」

以上