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ヴィッセル神戸 新アイデンティティについて(04.12.24)

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2005年のシーズンに向け、チームカラーやロゴなどのクラブヴィジュアルアイデンティティを一新し、新たなステージへと飛躍すべく取り組んで参ることになりました。
12月22日、神戸市内にて発表会を実施させていただきましたのでご報告いたします。
今回、新アイデンティティの開発をアートディレクター 佐藤可士和 氏 にお願いし、新生ヴィッセルにふさわしいロゴを発表させていただく運びとなりました。
また、同じ2005年シーズンのユニフォームもあわせて発表させていただきました。

■ロゴ
※ロゴのデザインにつきましてはヴィッセル神戸オフィシャルサイトをご覧ください。
http://www.vissel-kobe.co.jp/041222news/logo.html

新しいロゴタイプは、「VISSEL」の「V」、またクラブ名称の語源でもある「VICTORY」の「V」をモチーフに、市民の夢と心をあわせて勝利に挑戦し続けるヴィッセル神戸のクラブアイデンティティを「V」のマークに集約させた、攻撃的でシャープ、そしてファッショナブルなデザイン。

これまでヴィッセルが持っていたチームカラーであるフェアプレーの白と、力強さと闘争心の黒に、新たに希望と歓喜の色、アグレッシブなクリムゾンレッドを加え、選手のプレーもサポーターの応援も、より一層エキサイティングにヒートアップするようにとの願いを込めて、新しいカラーリングを提案します。

※縦組みのパターンが一般的に使用するクラブオフィシャル ロゴです。
※横組みのパターンは、レイアウト面で必要な場合のみ補助的に使用します。

■エンブレム
※エンブレムのデザインにつきましてはヴィッセル神戸オフィシャルサイトをご覧ください。
http://www.vissel-kobe.co.jp/041222news/logo.html

【使用色】
BLACK(ストライプ、フチ)
WHITE
クリムゾンレッド(ロゴ部分)

戦いのシンボルであるエンブレムは、神戸の象徴・六甲山をイメージしたシェイプの中に、伝統ある白と黒のストライプと、新しいロゴタイプとを融合させた、まさに伝統と革新の融合。これまでの誇りを胸に、更なる夢と希望に向かって新たな挑戦をスタートさせるチームのスピリットを象徴しています。

国際的、先進的、文化的、独自性、多面的、歴史ある、ファッショナブル、モダン…といったイメージを持つ神戸のチームだからこそ可能な、新しいスポーツ・カルチャーの発信をこのロゴタイプは目指しています。

サッカーのシズルは新鮮に保ちつつも、従来のサッカーの枠に捕らわれることなくそれを超え、サッカーファン以外の市民からも愛されていくこと。ファッショナブルに街と一体となっていくようなひとつの「ブランド」としての存在を確立していくことを目指しているのです。

※エンブレムは、戦闘のアイコンであり、チームの顔となるものです。
チーム・選手、競技場に関わるシーンに使用されます。オフィシャルフラッグにも、このエンブレムがあしらわれています。

■フラッグ
※フラッグのデザインにつきましてはヴィッセル神戸オフィシャルサイトをご覧ください。
http://www.vissel-kobe.co.jp/041222news/logo.html

クリムゾンレッド地にエンブレム+「KOBE 1995」

■2005 ユニフォーム
※ユニフォームのデザインにつきましてはヴィッセル神戸オフィシャルサイトをご覧ください。
http://www.vissel-kobe.co.jp/041222news/uni.html

新しいユニホームは、クリムゾンレッド、白、黒の三色を基調としています。ほぼ1シーズンをかけて開発されたこのユニホームのコンセプトは、戦闘服としてのフットボールウェアとはどうあるべきか、という問いから始まりました。

鍛え上げた肉体にピッタリとフィットするシャツ、鋭利なナイフのようなソックスの縦ライン、ミリタリー調のフォントが採用された選手番号が、これをまとう選手たちを闘いのモードへと誘います。


またもう一点、重要なテーマだったのは、ストリートでのファッションアイテムとしてのデザイン性。極力シンプルなデザインにし、デニムにも合う落ち着いた色味を採用しました。また、ファンの皆様や選手自身からも要望の多かった、選手名の表示も、Jリーグ規定の背番号の下部に配されています。

そして、このウェアコンセプトを実現する上で欠かせなかったのが、サプライヤーパートナーである、アシックス社が開発した『デルマカット』と呼ぶ立体裁断技術です。これは、運動時の動きや姿勢に合わせて生地を裁断する動体裁断技術で、皮膚のしわや伸縮を参考にしたものです。

この技術を採用したウェアをまとうサッカーチームは、世界でもヴィッセル神戸が最初となります。


素材には、細身のシルエットでも快適な動きができるように伸縮性に優れた『チタンドライニット』が使用されています。特殊W型断面糸の毛細管効果で吸った汗を戻さず肌をドライにキープします。また特殊なマルチフィラメントの使用でソフトな風合いと優れた伸縮性、紫外線遮蔽効果も実現しました。

これらの最新技術が、新しいヴィッセル神戸に独自のアイデンティティを与え、勝利につながるパフォーマンスを引き出します。


■佐藤 可士和(さとう・かしわ)氏プロフィール

クリエイティブディレクター/アートディレクター
1965年、東京生まれ。
1989年 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。同年、博報堂入社
2000年 博報堂退社。クリエイティブエージェンシー「サムライ」設立。

「スマップ」「ホンダステップワゴン」「キリン極生」「ワールドOZOC」 「パルコ」等、広告ビジュアルを中心に、商品開発や広告キャンペーン、メディ ア開拓までトータルなクリエイティブディレクション、アートディレクションを 手がける。スマップの渋谷ジャックや、原宿OZOCのHARPなど、街自体を メディアとするプロジェクトが話題に。 2002年12月〜2003年1月にかけて、パリ で個展「TOKYO 02-03」を開催。
東京ADCグランプリ、朝日広告賞、亀倉雄策賞など受賞多数

以上
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