ヴィッセル神戸では、この度の台風23号による兵庫県豊岡市などの水害および、新潟県中越地震のそれぞれの被災者の方々へ、下記のような義援活動を実施することになりましたのでお知らせいたします。
ヴィッセル神戸は、阪神・淡路大震災の起こった1995年に、被災地のチームとして全国の方々からも、多くのご声援をいただきました。今回、スポーツクラブという立場から、少しでも被災地の方々を勇気づけ励ますことができればと考えております。

■趣旨：台風23号での水害および新潟県中越地震での被災者の方々への支援。
（寄贈先については、公的機関を通じて検討中です。）

■義援活動の具体的内容
1.ホームゲームの売上（入場券・グッズ）相当分を義援金として寄贈
・対象試合
8月29日（日) ヴィッセル神戸vs.アルビレックス新潟（＠神戸ユニバー）
11月7日(日）ヴィッセル神戸vs.鹿島アントラーズ（＠神戸ウイング）

2.「頑張れ！被災地 バーチャル応援画像」を販売し売上を義援金として寄贈
ヴィッセル神戸のトップチームの選手が「被災地のみなさん頑張ってください。」と書いた「応援横断幕」を持って集合写真を撮影しました。この写真データを「頑張れ！被災地 バーチャル応援画像」として、パソコンの壁紙、携帯電話の待ち受け画面のデータとしてご購入いただきます。その「売上」を義援金として寄贈します。
・販売額：500円／1口（全額を義援金に充てます）
・販売方法：

(1)「ヴィッセル神戸オフィシャルショップ」※（オンラインショップ）での販売
パソコンから http://www.rakuten.co.jp/vissel/
携帯電話から http://m.rakuten.co.jp/vissel/

(2)11月7日 神戸 vs鹿島の試合会場（15:30キックオフ/＠神戸ウイング）での販売
販売開始：2004年10月29日（金）夕方の予定

3.ヴィッセル神戸選手会による「ネットグッズオークション」「義援くじ」
ヴィッセル神戸選手会が中心となって、各選手が自分のサッカー用品など愛用品を持ち寄り、義援の「チャリティ・インターネットオークション」、試合会場での「チャリティ抽選会」を実施いたします。
○チャリティ・インターネットオークション
・実施内容：選手の愛用品を「ヴィッセル神戸オフィシャルショップ」※のオークション機能を利用して実施。落札合計金額を義援金として寄贈します。
・開始日時：近日開始
○チャリティ抽選会
・実施内容：選手の愛用品を賞品とした「抽選会」に参加権利を500円で販売し、その購入者を対象にして抽選会を実施。当選者に各賞品を進呈します。
・日時・場所：11月7日 神戸vs.鹿島の試合会場（15:30キックオフ/＠神戸ウイング）

4.クラブスポンサーなどからのご支援
○クラブスポンサーの株式会社大納言（本社：大阪市天王寺区、商品名：茜丸五色どらやき）は、当初11月7日に行われる鹿島戦で来場者に配布を予定していた同社商品「茜丸五色どらやき」5000個を被災地の方々にお届けいただくことになりました。
茜丸本舗大納言のコメント
「私たちもスポンサーとしてなにかできないかと考えたところ、ファンの方にお配りする予定だった『どらやき』を被災者の方々にお配りできないかと、お願いしました。甘いものを食べで、少しでも気持ちが穏やかになることを望んでおります。」
○会場看板などの製作、設置を受け持つ「K'sプランセル広告事務所」からは、「頑張れ！被災地 バーチャル応援画像」用の横断幕を寄贈していただきました。この横断幕は、11月7日 vs鹿島戦の会場にも掲出させていただく予定です。

5.その他
○ヴィッセル神戸ジュニアユース（中学生年代）の選手・コーチが、10月23日台風23号の被害があった兵庫県豊岡市で瓦礫の搬出の作業に参加いたしました。
○11月3日[祝]に、ジュニアユース、ユース（高校生年代）チームが、同じく台風23号の被災地（但馬・洲本）にてボランティア活動に参加する予定です。
○今後、選手会などが中心となって心のケアをすべく、被災地の子供たちを対象とした「サッカー教室」の実施なども検討しております。（ただし、ある一定期間を経て）
○台風23号の被害が大きかった兵庫県西脇市・多可郡の子供たちを励まそうと、同地の小学1〜3年生を対象に行われる「サッカー教室」（11月14日10:00〜12:00＠八千代町民グラウンド、主催：多可郡サッカー協会、NPO法人スポーツクラブFALCO）に、ヴィッセル神戸の普及・育成部コーチが参加し、子供たちをサッカーといっしょに楽しみます。

以上