弊クラブでは、大阪府森林組合と協力し、地球温暖化防止に役立ち、都市近郊では生活環境に欠かせない「森林保全」の重要性を広くPRする活動を、ホームゲーム時、長居スタジアムにおいて、特別ブースを設け、「セレッソ大阪森林を守ろうキャンペーン」を実施することとなりました。
このブースでは、間伐材使用の目的等のパネル展示、森林保全に関する資料配付の他、大阪府森林組合が製作した大阪府内産間伐材(スギ材)使用の選手似顔絵入りコースターを販売いたします。
コースターは、森島、西澤、大久保選手の似顔絵入りとクラブエンブレム、チームキャラクター「ロビー」入りの5種類、価格は1個450円(消費税込み)です。
ブースの設置は、5月5日「こどもの日」のサンフレッチェ広島戦からになります。(1stステージが終了する6月26日までを実施する予定です。)
■キャンペーンの趣旨
府域の約30%を占める森林は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を吸収し固定する機能や、多種多様な動植物の生息生育環境としての機能など、その役割がますます重要視されています。
この多様な機能を高度に発揮させるためには、森林を適正に維持管理していく必要があり、特にスギやヒノキの人工林では、間伐という作業が欠かせません。間伐材が利用されることにより、森林の手入れが進み、森林が元気になることができますが、大阪府内では伐採された間伐材の利用が2割にとどまり、残りは林内に放置されているのが現状です。木材は、化石燃料とは異なり、再生産可能な資源であり、適正に生産される木材を持続可能な方法で利用することは地球温暖化防止にも効果があります。森林組合では、現在の自然環境は後世からの預かりものであると考えており、身近な大阪の森林を今よりさらに健全な状態にして後世に引き継いでいきたい、そのためにも府民の方にもっと大阪で育った木材を使っていただきたいと考えています。
今回のキャンペーンは、「間伐材利用」の重要性をPRすることを狙いとして計画いたしました。特に、コースターは、当問題をより身近にとらえていただくため、クラブ、選手の全面的協力を得て作成することにいたしました。
弊クラブでは「スポーツを通じて社会に夢と喜びを提供する」との企業理念のもと、これまでにも「骨髄バンク登録キャンペーン」に協力する等、社会貢献活動を行ってきましたが、このたびも当キャンペーンの趣旨に賛同し、選手とともに全面的に協力させていただくことにいたしました。
当コースターのスタジアム以外での販売につきましては、現在具体的な計画はありませんが、今後イベント会場での販売等を検討するとともに、自治会等の地域行事、PTAの学校行事や企業等での記念品として採用いただけるよう働きかけて参りたいと考えています。
当商品に関する問い合わせ先は、06−4792−4305(大阪府森林組合)です。
■森島選手のコメント
プレーを通してだけでなく、このような形でもお役に立つことができ、大変うれしいです。これからも勝利のために精一杯プレーしますので、多くの方に長居スタジアムに足をお運びいただき、セレッソ大阪に応援をいただくとともに、このキャンペーンにもご協力をお願いします。
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