本日行われました、AFCチャンピオンズリーグ2004グループリーグ／グループE Match No.1 vs Chonbuk Hyundai（韓国）戦の試合結果を下記の通りお知らせ致します。



『 AFCチャンピオンズリーグ2004　グループリーグ／グループE Match ?1 』
2004年2月11日（水） 14:00キックオフ ＜ Gangchanghak Stadium ＞　観衆：2000人


ジュビロ磐田 2-1 Chonbuk Hyundai（韓国）
(前半0-1、後半2-0）

★スターティングメンバー★

ジュビロ磐田
GK 1 佐藤　洋平
DF 2 鈴木　秀人
DF 5 田中　誠
DF 14 山西　尊裕
MF 4 河村　崇大
MF 6 服部　年宏
MF 7 名波　浩
MF 11 西　　紀寛
MF 19 成岡　翔
FW 18 前田　遼一
FW 26 西野　泰正

Chonbuk　Hyundai（韓国）
GK 21 Lee Yong Bal
DF 3 Park Jae Hong
DF 4 Choi Jin Cheul
DF 6 Kim Hyun Su
MF 8 Yoon Jong Hwan
MF 10 Botti Zacarias Sena
MF 19 Kim Kyung Ryang
MF 22 Park Gyu Seon
MF 24 Kim Tae Young
FW 9 Pereira Marabet Paulo Marcel
FW 20 Lucena Edmilson Dias De

【得　点】
４２分＜Hyundai＞　　２０／Lucena Edmilson Dias De
５２分＜ジュビロ＞　　７／名波浩（アシスト：１１／西紀寛）
６７分＜ジュビロ＞　　２６／西野泰正（アシスト：７／名波浩）

【交代】
２２分＜Hyundai＞　　８／Yoon Jong Hwan　→　７／Seo Ki Bok
６２分＜Hyundai＞　　９／Pereira Marabet Paulo Marcel　→　４４／Kim Yeon Gun
７９分＜Hyundai＞　　２２／Park Gyu Seon　→　１５／Son Jung Tak
８２分＜ジュビロ＞　　１９／成岡翔　→　２７／菊地直哉
８６分＜ジュビロ＞　　２６／西野泰正　→　１５／森下仁志

【警告】
３７分＜ジュビロ＞　　１４／山西尊裕
７８分＜Hyundai＞　　４／Choi Jin Cheul

【戦評】
アジアチャンピオンズリーグの初戦となった今回の試合。天候は晴れ、気温はさほど低くは無いが、時折ボールコントロールもままならないほどの強い風が吹くなかでのキックオフとなった。風上に陣を取ったホームのHYUNDAIは、立ち上がりから積極的に仕掛け、主導権を握った。１０番，７番，９番，２２番，２４番が素早い動き出しからボールを支配し、２０番，９番のドリブルを中心に何度もチャンスを作り出していく。一方のジュビロは、いつものゲーム展開が出来ず、守備に回る時間帯が多くなっていた。名波を中心に何度かチャンスを作るものの、決定的に相手を崩すまでには到らず、何度か打ったミドルシュートも相手GKに阻まれるなど、思うような展開に持ち込めない。そして、そのまま前半が終了か、と思われた４２分、相手DFの風に乗ったロングボールが、ジュビロDFとGKの間に入り、そこに走りこんだ２０番が先制点を決めた。前半は、こうして０−１で終了。
後半は風上に立ち、また全体のバランスも良くなって、いつものジュビロのペースになっていった。プレーヤーの動き出しも早く、ボールもしっかりと回りだし、立ち上がりから完全にジュビロが試合の主導権を握った。５２分には中央の成岡→右サイド西へ、西のセンタリングにゴール前で西野が競り合い、流れ弾を名波がいちはやく拾いそのまま左足でシュート。これが同点弾となった。この１点で完全に勢いづいたジュビロは、よりペースアップ。６７分には右サイドからの名波のフリーキックを西野がダイレクトボレーで決め、逆転した。
７９分にHYUNDAIは身長１９５センチの１５番を投入、３トップにして得点を狙うが、ジュビロもそれに対して８２分に成岡に変えて菊地を投入、システムを３−５−２から４−４−２に変更、さらに８６分には西野に変え森下を投入、４−５−１のワントップとして、HYUNDAIの攻撃をしのぎ切った。
この結果、ジュビロはアウェーで貴重な勝ち点をあげるとともに、アウェーゴール２倍が適用される今大会では最も重要とされるアウェーでの２得点を稼ぐことが出来た。

以上