●森保一監督(広島):
「今年1年間を応援して頂き、今日も寒い中お越しいただいたファン・サポーターの皆様に我々を支援・応援してくださった全ての方々に、どんな形でもいいから勝利をもって感謝の気持ちをお届けしようと話をして臨んだ試合でした。勝つことができて、感謝の気持ちを伝えることができて、よかったです。
簡単な試合になるとは思っていませんでした。前半も仙台がしっかり守備を構築してきて、我々はボールを動かしながら何とか相手を揺さぶりながらチャンスをつくろうとしていました。なかなか決定機をつくれなかったんですが、前半に続けたことを後半もしっかりとやってこれた。さらにギアを上げて、アグレッシブに相手のゴールに向かうことを選手が実践してくれたし、そこから2得点を奪うことができました。奪った後も3点目、4点目と得点を奪うチャンスを狙いながら、戦う気持ちやアグレッシブに戦う姿勢をサポーターの皆様に見せられたことはよかったです。
今年1年間、応援してくださったファン・サポーターの方々に感謝の気持ちをもってお礼をいいたいと思います。ありがとうございました」
Q:苦しい時期・夏場を振り返って、よくここまで立て直したなという実感はありますか。「今年のシーズンは山あり谷ありで、多くの試練があった中で最終戦を迎えることができました。特に夏場の結果が出せない苦しい時期、いろんな部分を立て直すためにもう1度、自分たちが立ち返らなければいけないところを再確認できました。結果的には優勝争いはできませんでしたが、3連覇という目標に到達できませんでした。ただ、チームが苦しい時に立ち返る場所をもう一度再認識して、徹底して、やり続けることができたことはよかった。
Jリーグは非常に厳しいリーグです。去年は優勝争いに絡み、今年はACLにも出ていたC大阪がJ2に降格するリーグです。夏場、もしチームが空中分解して修正できなければ、今年もしかしたら残留争いをしていたかもしれません。ただ、そこで選手1人1人がチームのために支え合って、協力し合ってやっていくことを、常に実践・体現してくれました。選手とスタッフが自己犠牲を払ってチームとして戦っていく姿勢を常に示してくれたし、最後まで厳しいシーズンを戦って来れました。監督として選手、スタッフを含め、みんなが同じ方向を向いて戦えたことに感謝したい」
以上
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