●大榎克己監督(清水):
「本日、レイソルのアウェイのゲームということで、レイソルは(ホームは)14戦負けなしですかね、そういう戦いを踏まえて難しいゲームになるだろうとは予想していました。そういう中で、チームとしては勝点を取るゲームをしたい。3を取れれば最高ですし、最悪でも1を取りたいゲームプランを持って臨みました。引き分け狙いということを最初から選手に伝えることはなかったです。引き分け狙いで受け身になって、守備の意識が強くなると感じたので、無失点のゲームをしようという話を選手にしました。そういう中で簡単に失点しなければ負けることはないと選手には伝えたんですが、サイドからのクロスがJリーグで2番目に多いチーム、そこに対する準備、それから広島、浦和と違って、ワイドがあまり高い位置まで、サイドバックのところまで引っ張ってこない。中盤との間を取ってくる。そこにサイドバックが食い付くと、その背後へレアンドロや、下の2人が飛び出す。そこを使われないこと。そういう部分ではワイドに起点を作らせないという狙いを、今週はやってきました。今週と言っても天皇杯が終わってからですから、木、金と、ワイドの起点を作られないで、中盤に入ったところで挟みに行くということをチームとして狙いました。しかし失点がクロスから、2失点してしまいました。これは非常に残念に思っています。そういう中で点を取りに行かなければならない状況もあって、リスク管理があまりできないような、後半は撃ち合いのようなゲームになってしまったかなと思っています。全体的には運動量が、レイソルよりも走れていない。ボールも追えないというのは現実だったと思います。非常に残念な結果ですけど、残りの1試合に全てを懸けるしかないと思っています」
Q:天皇杯が終わって、メンタル面、フィジカル面で辛いものがあったと思うんですが、それをどのように準備しましたか。
「メンバー的にはターンオーバーというか、入れ替えが多かったので、天皇杯の影響はそんなになかったと思いますが、逆にあまり切れがなかったという部分は、練習を抑え過ぎてしまったのかな、1週間の調整なのかなと、ちょっと感じていますし、当然、天皇杯にも出た三浦弦太、石毛秀樹。三浦はよくやってくれましたし、石毛も入った時にはちょっと重いかなという感じはしていたんですけど、天皇杯に出ていないメンバーでもちょっと切れがないという感じは全体的にしていました」
Q:清水は3トップのような形です。ボールを支配すると強さを発揮できるシステムだと思うんですが、そこで柏がボールを回す形になって、レアンドロのところを潰せずに、そこからサイドが空いてしまいましたが、そのあたりのうまくいかなかった点に関しては。
「そうですね。ボールへのプレッシャーがなかなか掛けられなかったです。自分たちの形を整えるだけじゃなくて、ボールにしっかりプレッシャーに行く。ボールを中心として、ボールが動いたら全体がスライドする、自分を越えたら挟み込む。そういう距離の問題もありました。それからあそこのくさびに対して、もうちょっとしっかり寄せる、挟み込むことが足りなかったと思っています」
Q:運動量、球際で相手に劣るところがありましたけど、それは柏がうまかったのでしょうか、それとも残留争いのプレッシャーが選手を硬くしたのでしょうか。
「選手はこの状況で、何も感じない選手、気持ちが入らない選手はいないと思うんです。それが過剰な緊張、逆に気持ちが強くなりすぎて空回りしてしまう。選手でもピッチの上でうまくいかないことに苛立ちを持つ選手が何人かいましたし、その中でもみんなが必死にやろうとしている中で、うまくいかないことが結構あったのかなと感じます」
以上
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