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【J2:第40節 熊本 vs 愛媛】小野剛監督(熊本)記者会見コメント(14.11.09)

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●小野剛監督(熊本):
「前節、残念ながら我々は、自分たちで立てた目標に到達できないという現実に出会ってしまいました。ただ、今週のトレーニングの中で言い続けてきたことは、この試合が決勝戦だ、あるいは昇格がかかっているから頑張れる、あるいは誰かにこういうことを言われたから頑張れる、それは本当の強さじゃないと。本当の強さは、自分の内側からエネルギーを涌き出す、その強さ、そういう試合に持っていこうということで、トレーニングをやりました。スタートから素晴らしいトレーニングをしてくれて、週の半ばは90分のゲームをやりました。それが今日の試合、スタートから最後の最後まで、選手達が躍動してくれた要因になったと思います。そういう意味ではピッチに立った11人、それからメンバーに入った18人、それ以外の面々が、選手達が1つになって良いトレーニングを積んでくれたことが、今日の素晴らしい試合を生んでくれたと思っています。そういう意味では本当に選手に感謝したい、そういう試合でした。細かいことを言えば、もっと決めるところをしっかり決めなきゃいけない、そういう部分もありましたけれど、それ以上に魂のこもった試合をしてくれたと思っております。それから、藤本主税、吉井孝輔、彼らのホームでの最後の試合になります。それを最高の形で仲間が作って、彼らがまた、疲れて非常に苦しくなった時間帯、躍動してチームにエネルギーを与えてくれて、赤いサポーターがそれをまた後押ししてくれて。皆でつかんだ勝利になったと思っております」

Q:藤本選手と吉井選手の投入のタイミングは最初から想定をされていたんでしょうか?
「いや、想定はしていません。というのは、ゲームは何がどうなってくるか分からない。ただ、いくつかの準備はしてました。(藤本)主税を中央で使う、トップとして使うこと、それから(吉井)孝輔をセンターバック、あるいはボランチでと、その辺の準備はしておきました。それは、どういう状況になっても、戦力として彼らにピッチに立って欲しかった。彼らが力を与えてチームが勝つ方向に持っていきたかった、そういう意味です。で、予定したとおりの、という感じのカードの切り方ではなかったんですけれども、じゅうぶんいろんなものに、彼ら2人が応えてくれたと思っています」

Q:嶋田選手がJ初ゴールを決めましたが、今までのアウトサイドではなくて真ん中でした。この位置でスタートした意図を教えてください。
「まずは、今日のこの試合にかける思いっていうのは、チーム全体でものすごいものがありました。絶対18人に入る、そこでスタメンを取るんだと、本当にギラギラした戦いで、彼がそこのスタートに名前を連ねたのは彼が勝ち取ったものだと思います。週の半ばに90分のゲームをやりました。そのなかでいくつかのトライをして、彼を2トップで使うというのもそのなかの1つでした。そこで非常にいい動きをしてくれたことと、アウトサイドで澤田(崇)の突破を生かしたい、その両方の面がありまして、あそこで使いました。で、トップにいるだけじゃなくてそこで起点を作ったりサイドに流れたり、非常によくやってくれたんじゃないかと思ってますし、それから、何よりもハードワークする、ディフェンス面でもハードワークする、それがないとやはりピッチに立てない。それを十分、分かったなかで、彼はトレーニングでもそれを継続してやってくれてるという風に思っております」

Q:小野監督の長い指導歴の中で、藤本選手が入って場内のムードが明らかに代わったと思うんですね。吉井選手が入ってからもそれが増して、勝利につながった部分もあると思うんですけれど、こういうことはよくあることなのか、ムードが代わってもなかなか勝利まではもっていけないこともあると思うんですけど、そのあたりはいかがですか?
「苦しい時間帯に彼らが入って、サポーターがそれに呼応して、絶対この試合をモノにするんだという思いは、ピッチの中だけではなくスタジアム全体に広がってくれた、それが大きな力になったっていうのは、この試合を振り返ってもその通りだと思いますし、それだけのものをやはり彼ら2人がここまで頑張ってきた、それがあったからこその、スタジアム含めての一体感だと思っております。あそこでやはり、最初から飛ばしていったんでどうしても疲れが出てくる。そのなかで、最後はサポーターも、本当にスタジアムじゅうで大きな力をあたえてくれた、そういう試合だったと思っております」

Q:もちろん勝点3、勝利というものが第一だったと思うんですけれど、一方で吉井選手や藤本選手への花道も作らなければならないというところで、指揮官としてどういう風に整理されたのかというのを教えていただけますか。
「自分にとって、そういう意味では難しい試合だったかもしれませんけれども、やはり勝ちに行く、それでポジションは自分でつかむ、その原則をもし崩したら、チームというのは違う方向に行ってしまう。ですから全員が勝ちに行くということで1つにまとまってくれたし、何よりも彼ら2人は、週の半ば90分、他は少し時間をコントロールした選手もいるんですけど、90分プレーしました。そこでもしっかりとしたものを仲間に対して、周りに対しても見せてくれました。で、じゅうぶん勝ちに行くメンバーという基準の中で彼らが入ってくれて、その中で彼らがしっかりと戦って、さらにチームに勢いを与えてくれた。これは非常に大事なことだと思いますし、彼らがそこを頑張ってくれたことは僕にとっても嬉しかったです」

以上
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