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【J2:第40節 京都 vs 富山】プレビュー:富山を迎えて、京都は覚悟を持って勝点3を獲りに行く!(14.11.09)

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J2残り3試合。昇格プレーオフへ、京都、まさに土壇場の戦いだ。
前節、京都は岡山にぎりぎりの逆転勝利を決めた。これで、6位・大分との勝点差は5である。得失点差は大分が−2で、京都が+4。可能性はどの程度あるのか。大分と京都との間に山形、札幌といるが、ここは大分との争いに絞って考えてみる。
残り3試合で、最大勝点積上げは9ポイント。大分との差が5ポイントなので、残り3試合で、大分が勝点を4ポイントしか積上げられなければ、京都は追いつく。残り3試合で勝点4とはどういう状況か。1勝1分1敗である。大分は前節の岐阜戦、前々節の岡山戦で勝利し2連勝。だが、今季まだ3連勝は達成していない。大分が残り3試合を2勝以上、或いは1勝2分け以上の勝率を出さなければ―。ここに京都の可能性を見出すことはできるはずだ。ただ、この大前提が「京都の9勝点の積上げ」である。前節の岡山戦の勝利を入れれば、4連勝。今季、3連勝が最大の京都。シーズン最後で4連勝を達成できるかの方が、実は、難しいかも知れない。でも、そこに挑戦して欲しいし、するしかないのである。もちろん、選手もそのつもりだ。選手スタッフ誰に聞いても「京都はもう勝つしかないので―」の同じ答え。崖っぷちの戦いは覚悟の上である。

京都、前節の岡山戦の勝利は劇的だった。終了間際の大黒将志の2ゴール。ゴールハンターの嗅覚をプレーで表現した様な得点だった。何よりも勝利したことで、今節、希望を持って迎えられる。サポーターにとってもそれが何よりだろう。この希望を持って、今節も力の限りを尽くして勝利を目指す。それだけである。

対戦相手の富山。前節、栃木に勝利したものの、残り3試合で21位・讃岐との勝点差が10ポイント開いたので最下位が決まった。
これが今節の勝負にどう作用するか、というのは気になるらしいが筆者としては、それが作用して勝点を落とすようなら、それはJ1に上がる力がなかったと思って諦めろ、という思いだ。相手がどうだろうと、自分たちがどうだろうと、勝たねばならない。川勝良一監督は「得失点差のこともあるから、出来るだけ点を取る。後で『後1点が…』とか言いたくないしね」と口にしていたが、その通りである。相手の状況の問題ではない、「京都は勝利しか生き残る道はない」ということである。それが、今の状況でサポーターに見せる「覚悟」というものだろう。

富山の戦い方としては「中央を固めてボールサイドにプレスをかけてくる」(川勝監督)と、ボールに対してのプレッシャーに特徴がある。前回対戦で新鮮だったのは、京都が左右に振ると、富山が全体的に移動していったのを観た時。昨年までの京都では大きなサイドチェンジがほとんどなかったため、富山と真正面からぶつかっていたが、富山を左右に振ると、こうなるのかと思った。
得点シーンは、駒井善成のドリブルからのPK獲得(大黒のゴール)と、FKから相手を振り回してのバヤリッツァのヘディングシュートでのゴールだった。ボールへアグレッシブに向かってくる富山だからこそ、逆に振り回せば、隙が生まれてくる。ボールをいかに早く動かすかと、その判断。そして、攻守の切り替えで隙を作る。何が何でも勝ちに、点を取りに行く、ということである。

富山には秋本倫孝、水谷雄一と、昨年までの仲間もいて、対戦が楽しみだが、勝負は勝負。昇格のため、絶対に勝点3を掴み取る、それしかない。

以上


2014.11.08 Reported by 武田賢宗
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