●マリヤンプシュニク監督（福岡）：
Q:試合を振り返って
「まず最初に、松本さんにＪ１昇格おめでとうと言いたいです。我々に守備のところで大きなミスがあって、そこを松本さんに上手く突かれてしまいました。我々の選手の戦う意識は良かったと思います。けれど、松本さんのような良いチームだと、我々のミスを確実に突いて得点に結び付けてしまいます。今日は我々の勝負のポイントは１対１の球際の戦いだと思っていました。多くのシーンで我々が球際の場面で勝った場面もありましたが、そこでの差が今日の試合に影響したと私は思っています」

Q:ホーム戦５試合勝ちなしで、これで昇格の可能性が消えてしまいました。サポーターからブーイングもあり、ホームで昇格を見せつけられたという悔しい想いもあったと思います。いまサポーターに対して、どのようなお気持ちでいらっしゃいますか？
「クラブとしてのシーズン当初の目標は12位でした。シーズンが進むにつれ、我々はいい結果を出して６位になることもありましたから、サポーターの皆さんも我々に対して期待をしてくれていたと思います。そういうところからいえば、ずれてしまった部分はありますが、我々は最後まで戦っていくつもりでいます。ですから、サポーターの方々にも、最後まで我々のことを信じて応援していただければと思っています」

Q:シーズン途中で６位を目指すとおっしゃった中で、そこに届かなかった原因はどこにあると思いますか？
「おっしゃる通りで、我々はいい位置に付けていた時期がありました。だからこそ、結果を出し続けなければいけない時期に、石津（大介）を移籍で失い、坂田（大輔）選手がけがでチームを離脱し、金森（健志）選手もU-21日本代表に招集されたため、チームを離れることになってしまいました。その間にあったホームゲームの３試合を、何とか勝っていきたかったのですが、それができませんでした。もちろん、彼らがいれば、試合の流れも、シーズンの戦い方も変わっていたと思います。本当に勝ち切りたい時に彼らがいなかったこと、そして、チームの戦力を軌道乗せできなかつたこと、そこが原因だと思います」

Q:残り３試合ありますが、どのように戦っていくのでしょうか？
「残り３試合に向けて、我々はすべてをかけて良い結果に持っていきたいと思います。特に、次節、アウェイで戦った後、我々はホームで２試合を戦うことになります。そのところではいい結果を残していきたいです。我々はここでギブアップすることはしません。もっとハードワークしていきます」

以上