●風間八宏監督（川崎Ｆ）：

「1点を取ってからサッカーをやめてしまった。そのツケを後半まで返せなかったというところ。これが一番大きなゲームのポイントだと思います。これを糧にしっかり、次の90分やり続けることをやっていかないといけない試合でした」

Q：後半の頭から中村憲剛選手を投入した意図は？
「今話したとおり、憲剛だけの問題ではないです。（山本）真希も悪くなかったですけど、いつも見ている人は分かると思いますが、パスが全部30メートル以上。ほとんどがそんなパスでした。それが何かというと、次のところに出した人がフォローに行けない。それがどういうことかと言うと、行く気がないということ。その連続で距離が伸びる、あるいは自分たちが一人ひとり孤立したということ。もちろん憲剛を入れたこともありますが、それよりも全員に促した。後半、その辺は戻したと思いますけど、前半に一度リズムを崩すとサッカーはそんなに簡単なものではない。最初のプレーが上手くいかないと、その試合が難しくなるということが選手の中にはある。隙を見せずにやっていかないと、自分たちの欲しいものに手が届かない。そのところをしっかり自分たちの次の学習というか、大きな問題としてやっていきたい」

以上