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【J2:第38節 山形 vs 横浜FC】試合終了後の各選手コメント(14.10.26)

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●松岡亮輔選手(山形):
Q:1人退場後のゲームプランはどのように考えていましたか?
「僕自身はですけど、1人少なくなったチームというのは0-0で耐え忍んで、相手を焦らして焦らして、こっちは我慢して我慢して、あわよくば1点取って勝点3、最低でも引き分けを得るというのがパターンだと思うし、定跡だと思っていた。あの1失点目のところで僕自身が簡単にかわされてクロスを上げられたというところは、チームのプランを崩すようなことになってしまったのですごく反省しています」
Q:ただ、ご自身のゴールで振り出しに戻しました。
「1人少ないというなかで、後ろのラインから崩して崩してボールをつなげるというのは難しいし、相手も1人多いわけですし、前からプレス来ますので、カウンターかセットプレーで活路を見出すしかないなとは思ってました。あの得点はスローインから、早いリスタートからの得点やったので、ディエゴとザキさん(山崎雅人)の関係がよかったかなと思います」
Q:ゴールの形としては会心のゴールでしたか?
「別に、ただ追いついただけのゴールかなと思いましたけど。あまり自分自身に気持ちはないので。ストライカーでもないし、チームのために何ができるかというか、チームが勝つことしか考えてないし、そのための追いついた同点ゴールという位置づけです」
Q:その後はクリアを拾われて勝ち越されて、残念な失点でしたか?
「ほんと、そのとおりだと思います。残念としかいいようがないし、『残念』という言葉を導き出したのは自分たちのプレーですから、耐え忍んでましたけど、多分相手がJ1のチームならもっと早く点取られてるし、もっと圧力かけられてるし、そういうのを考えながらやってましたけど、今日は助かってる部分があったりして。それでも4失点やられているというのは、そこは自分たちの地力をもっともっと上げなきゃいけないなと思いました」
Q:残り4試合に向けての決意をお願いします。
「1つ1つの試合のなかで自分たちがどれだけパフォーマンスを見せられるか、キャンプからやっているものとして山形のサッカーを出せるか、というのにかかってくると思います。それを続けていかないと来季のモンテディオというのもないと思うので、そこはブレずに貫き通したいと思います」
Q:伊東選手が入ってからの4-4-1のシステムに対する手ごたえは?
「僕は正しい判断かなと思いましたね。同点のときは5-3-1でやってて、そこでは(川西)翔太も下がってきてくれてて3ボランチみたいな感じで。で、カウンターでディエゴに当ててという形で同点のときはよかったんですけど、相手にリードを許してこっちも出ていかなアカンというときに、やっぱり後ろの枚数を減らして前に比重をかける。で、なおかつ相手のフォーメーションに合わせる。そういうことがはっきりするので、そういう意味では判断はよかったと思う。あとはもっともっと1人少ない分、相手より運動量で上回る、簡単なミスをしないのが必要だったかなと思うし、2点目を入れられても3失点目、4失点目を防がないといけないかなと思いました。そこの我慢強さ、したたかさとか。そこでしのぐと最後にコーナーキックで入れられたりもするし、そこで勝点を拾えたりもするので、そこは全員で意思統一と個人の気持ちの強さが必要かなと思います」

●當間建文選手(山形):
「前半の早い時間帯に1人いなくなって、そこからは割り切ってプレーしようと。そうするしかなかったのかなと思います」
Q:1-3から當間選手のゴールで1点差に追い上げました。
「正直、その前の失点のところで、僕がクリアミスしてかわされて、僕のミスで失点したようなものだったので、1点返して、1点ずつという気持ちではいたし、あれを決められてよかったです。次のコーナーキックでもう1点と思ってたんですけど、そこは残念だったです」
Q:1失点目も2失点目もクリアを拾われての失点でしたが、その点で守備面の課題はありますか?
「やっぱり、そのクリアの部分だったり、中のマークだったり、1対1の対応だったりという、1つ1つのものに課題はあると思うし、その課題を見つけて、次に切り換えてやっていくことが大事だと思っています」

●山岸範宏選手(山形):
「前半の22分からアディショナルタイム入れて約70分間ですか、数的不利のなかで戦っていかなければいけないなかで、みんなとにかくフィールドに残っている選手で走って2点取れたということは、非常にポジティブな点だと思います。ただ、細かいミスの重なりでどの失点もやられてしまっているので、そこは1人少なかったからという言い訳で済ましてはいけない。チームが進歩するために、今後さらにたくましいチームになっていくために、『1人少なかったから』とかそういう言い訳で片付けたくない部分はあります。ただ、こういう敗戦、非常に悔しさは大きく残りますが、これでチームがバラバラになるとか、自分たちがいままでやってきたことを見失うとかそういうことではなくて、またアウェイの熊本戦(11/1)で勝点3、勝利をつかみ取れるように、また明日からいい準備を、勝つための準備を進めていきたいと思います」
Q:試合後、ロッカールームでチームに声をかけたことはありましたか?
「もうみんなそれぞれわかっていると思いますから。ただ監督から最後に話があったんですけど、詳細はまた別として、それでバラバラになることがないようにという、まだまだ残り4試合、何が起こるかわからないですから。監督から大まかにはそういうことをみんなの前で言ってましたけど、僕も本当にそうだと思いますし、可能性のある限り、1試合1試合、4試合ですけども、まずは目の前の熊本戦に勝つことが、チームが上に上がっていくために必要なことだと思います。まず4試合のうちの1試合目、熊本戦を勝利というターゲットに向かってやっていくしかないですね」
Q:山岸選手のこれまでの経験から、緊迫した状況で一つになるにはどうしたらいいと考えていますか?
「その要素は1つだけではないと思うんですけど、とにかく練習から盛り上げて…、すごい抽象的な言い方になりますけど、トレーニングから全員がね。プロの集団ですから、個々の立場の違いは当然あって然るべきですけども、もちろん試合に出ている選手は責任を持って試合に入っていかなければいけないですし、なかなか悔しい思いをしている選手もそこから盛り上げてくれれば、チームにとって非常に大きな力になると思います。それもチームが一つになるための大きな要素だと思います」
Q:今日は立ち上がりから押し込まれる感じでしたが、試合の入りについてはどのように感じましたか?
「相手も裏へオフェンスの選手が走り出してロングボールが多かったですけども、押し込まれましたけど、特別今日に関して悪いということは…。当然、(前節の)岡山に比べたら…。岡山戦は良すぎた、かなり立ち上がりにしてはうまくいった試合ではありますけど、ただ今日も別に悪いと思わなかったし、そのあともチャンスはつくれてましたから。ただ、1人少なくなって、とにかく運動量もさらに増やしていかなきゃいけないし、どうしても押し込まれる時間が多くなるので、その点、とにかく気持ちで負けないことというものを常に前の9人には伝えてました」
Q:この試合で教訓にすべきものがあるとしたらどういったことですか?
「先ほど申し上げたように、失点はミス絡み、小さなミスの重なりで失点になってしまうので、その部分。10対11でもそこで耐え抜く力、そこで勝点1でも拾えるチームというのは、やっぱり上に残っていくチームだと思いますから、今日に関しては非常にその時間が長かったですけども、したたかに勝点を取る。相手にとって嫌なチームになるための教訓としてそういう部分。隙を見せないこと。失点はミスも含めて隙が出てきてしまうと失点になるので、隙を見せないということも、勝点1でも取るために一つの大事な要素かなと」

●松下年宏選手(横浜FC):
「数的優位のなかで2失点したというのはもったいないし、自分たちを苦しめている。セットプレーというのは一番警戒してたんですども、そこでやられたというのはもったいないなと思います」
Q:相手が1人退場してからは、攻め急がずに落ち着いてボールを回していましたが?
「自分たちが主導権を握って回しながら隙を突くということをやっていたんですけども、ちょっと落ち着いてしまった部分もどこかあったので、もう少し畳み掛けるような攻撃ができればよかったなと思います。そこは課題としてあった。どんな状況でも自分たち次第でやれるゲームだと思うので、そこは緩めずに、自分たちのやるべきことをしっかりやっていかなきゃいけないなと思いました」
Q:相手は1人少ないとはいえ、カウンターから点を取るパターンを持っているので常に警戒が必要だったと思いますが?
「警戒はしてましたけど、やっぱり向こうのホームということで、ちょっとチャンスになれば沸いたりして、それで自分たちも心が揺さぶられるというか、ちょっとバタバタしてしまうシーンもあった。そうならないように、1人多いという状況をしっかり考えて、もっとラクに戦えればよかったかなと思います」
Q:セットプレーの機会も多かったですが、直接フリーキックからの得点は、狙いとしてはストーンのディエゴ選手を越えて直接枠に入れる狙いでしたか?
「いや、距離も近かったので、あそこに速いボールを蹴って誰か触ってくれればというイメージでした。ちょっとディエゴに当たったんですけども、ゴールに向かって蹴ってるので、そういうアクシデントもあり得ると思いました」
Q:2連勝でJ1昇格プレーオフの望みがつながっていますが、残り4試合をどのように戦いたいですか?
「本当にラストスパートで1試合も落とせない試合が続くと思うので、より激しくハードワークして、しっかりコレクティブにみんなでやっていきたいなと思います」

以上
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