●ネルシーニョ監督(柏):
「いつも仙台とやる時は拮抗して激しい試合内容になるのですが、当然、今までの試合を振り返りながら準備をしてきて、今日のゲームもそういうゲームで、ハードになると覚悟してのぞみました。その我々の今の目標であるACLへ近づくためには落とせない試合で、勝って帰らなければいけないというところで、選手達もそこで士気が上がっていましたし、いい入り方ができたと思います。
お互い、守備のマーキングのところでは強くいっていたのですが、ウチは前半から両サイドでオープンスペースを使った時にチャンスをいくつか作ることができましたし、相手のプレッシャー、球際のところで押しこまれた時間帯にはDF陣が本当に体を張って頑張ってくれた試合だったと思います。
その後に、ボールを奪って、拾った後のカウンターのところまで、チームとして描いていたカウンターを出せましたし、選手達のモチベーションは高かったと思います。そのモチベーションを上げたもうひとつの理由が、やはり2006年からレイソルはこの仙台のスタジアムでは勝てていないということ。そういうところを吹っ切りたいと、正直、全員が思っていましたし、そういう気持ちが出たと思います」
Q:前半の途中まで相手を押しこんでいい流れのゲームだったのですが、後半にペースが落ちて仙台にチャンスを作られる場面がありました。何か、仙台のやり方が違っていたのでしょうか? どういうところに原因があったのでしょうか?
「そうですね。私もそういう前半だったと記憶しています。いい入り方をして、試合のリズムをいったんつかんだのですが、途中から簡単なミスがではじめて、そこから相手が勢いづいて攻め始めること、それはサッカーではよくあること。それを我々がやってしまったと思います。そこから押しこまれたりして、ビルドアップのところも落ち着きがなくなり、自分達で首を絞めていたと思います。
特に前半にそういう内容にしてしまったのは、局面での、個人の、ボールを持っているときの判断だとか、ちょっとしたことなのですが、それがゲームを左右することもまた、学んだと思います。そこで同点にされてしまいました」
Q:仙台はこの数試合はセットプレーからの失点が多いのですが、仙台のセットプレーにはどういった対策をしたのですか?
「当然、いつものルーティーン、我々の仕事のノルマの中でセットプレーというのはやっているのですが、自分達の形、バリエーションの確認と、それに合わせて相手を映像で見た分析をすり合わせながら今回もやったのですが、その分析の中で数字的には、仙台が今年にセットプレーで11失点くらいしているというのは分かっていました。けれどもすべてがそううまくいくわけではないので、とにかくセットプレーでは、そこを狙って、というよりも、我々のボールの質と蹴る人のフィーリングと、入っていく人間の整理というのは、しっかりといつも通りやってきました」
以上
- 2024 明治安田Jリーグ終盤戦特集
- アウォーズ2024
- 2024J1昇格プレーオフ
- bluelock2024
- 2024 明治安田Jリーグ フライデーナイトJリーグ
- 2024JリーグYBCルヴァンカップ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- FIFAワールドカップ26 アジア最終予選 特集ページ
- 2024天皇杯
- 明治安田Jリーグ 月間表彰
- 2024Jユースカップ
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE
テレビ放送
一覧へ明治安田J1リーグ 第37節
2024年11月30日(土)14:00 Kick off