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【J1:第29節 神戸 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(14.10.22)

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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):

(総括なし)「何でもお答えします」

Q:優勝争いがかかる中、3試合で結果が出ていないことに対しての率直な感想をお願いします。また、試合終了後に小笠原満男選手が監督の意志と選手の意志が少し違うみたいな場面がありましたが、それについて教えてください。
「まぁ、小笠原選手の態度と姿勢はよくなかったのでは無いかと思います。我々は内部で起こっていることや疑問に思っていることは鹿島のクラブハウスに帰って、お互いに突き詰めるようにやっていっている訳で、試合直後で頭がカッとなっている状態でやるべきことではない。それは分からない訳ではないけれど、あの場でやるべきことではないと。どういう内容であるかは内部のことですので、クラブの中で話し合ってやっていきたいと思います。チームがここ3試合で勝ちきれないことは、数字上で結果として残っていますけれど、ただ内容的には非常にいい試合をやっていましたし、不注意から前節は前半の45分+3、その前のG大阪戦もアディショナルタイムでやられてしまっていると。試合というのは流れがあって、その流れの中で決めていかなくてはいけない。自分たちの流れでは無い時にはしっかり守るのが鉄則であって、試合は前半40分で終わらないし、後半45分でも終わらない。試合はしっかり締めないといけないことであって、そういった未熟さや注意力不足でできなくて失点をしてしまった。それは当然ながら体力的に負荷がかかるスポーツであって、そのようなことが起こることも考えられる。それをもう一つレベルアップしていかなくてはいけない。それは個の部分になると思います。今日の試合においては僕がリアクションを起こさないといけないというところで、若い選手たちが一生懸命やった姿は皆さんにも映っていると思いますし、僕もベンチにいて一番伝わってきました。プレーの精度や質に関しては若さや今日試合では芝のコンディションであったり、日程の問題であったりというところで質や精度が悪くなるかもしれません。ただ、今日はなんとかしようという気持ちは伝わったと思います。ベンチから見ていて、その姿はすごくうれしく映りました。最後の10分、5分のところでチームのバランスを崩す部分はありましたけれど、これで最後のホイッスルが鳴った時は、20歳かそれ以下の選手でよくやれたと思いますし、全体的に見ても19歳、21歳、23歳と、柴崎(岳)選手だったり、植田(直通)選手だったり、昌子(源)選手だったり、豊川(雄太)選手だったり、土居(聖真)選手だったり、若い選手が一生懸命、今表現出来ることを精一杯やろうとしたところはあるし、今後のために役に立つと思うし、その気持ちを持っていれば新たな到着点というか追加点に到達できると思いますし、そういう指導をしていきたいと思いますし、ま、選手たちをどのように改善するのかを考えてやっていきたいと思います」

(追加の質問なしだが、続けてコメントする)
「試合直後でどのクラブの選手もうまく行かない時や結果が伴わない時に、そこで何かを変えようとしたら、Jクラブのロッカーは全部壊されているだろうと思います。やはり話すべきタイミングはあるし、冷静にやるべきこと、話すべきことがある。カッとなって話すと誤解を招くことがある。実際にはそのようなことを伝えようとしていなくても、受け取る側は逆になってしまうこともあるので。監督としてはやっぱり自分も含めて全員を冷静にさせることが必要ですし、落ち着いてからまた話した方がよりいい話ができるんじゃないかなと。選手がミスをするように監督もミスをします。うまくいったりいかなかったりということはあるし、完璧な人間は存在しないのではないかなと思います」

以上
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