●柱谷幸一監督(北九州):
「まず最初にサポーターのみなさんに感謝したいと思います。天皇杯で結果が残せない中でのリーグ戦のゲームでしたが、そのゲームで結果を出せて良かったです。サポーターの人たちにも天皇杯の負けは落胆させてしまったかなと思うので、その意味でも勝てて良かったと思います。
山形でのアウェイでの天皇杯があって中3日のゲームで、非常に難しいゲームになるだろうなというのは山形から帰ってくる途中でずっと考えていました。負けたというメンタル的な部分と、もちろんフィジカル的な部分とでしっかり回復させないといけないなと思ってゲームに入っていきました。選手たちは本当にタフに戦ってくれたんじゃないかなと思います。残り5試合になりましたが、1試合1試合、目の前のゲームを全力で戦って1つでも上の順位で、1つでも勝点を重ねてシーズンを終われるよう頑張っていきたいなと思います」
Q:天皇杯からの中3日。メンタル面の回復でどういう指示をしたか?
「メンタル的な回復は、その試合が終わった夜は自分自身も落ち込みましたし選手たちも落ちた部分はあったと思いますが、その次の日のリカバリーのときに選手たちに言ったのは、こういうときこそ試されていると。次のホームでいいゲームをして勝つことで自分たちはメンタル的にもフィジカル的にも強いということを証明できるチャンスだと言いました。そのときの選手たちの表情を見てもそんなに暗さはなく前向きな表情だったので、メンタル的にはやってくれるだろうなと思いました。ただ、フィジカルのところでどのくらい戻るかと思いましたが、今日はやはり15分過ぎからきつかったですね。なかなか走れなくて、山形でのゲームも同じでしたが、うちは60分過ぎから押し込むゲームが数多くほとんどのゲームで押し込んでいますが、山形のゲームとこのゲームに関してはきつい状態だったと思います」
Q:勝因はどこにあると考えているか?
「選手交代のところで最初は池元を考えていて、大島に指示を伝えて入れようとしたところで失点してしまった。その池元ではなくて、小手川はずっと連戦だったので、どこかで代えなければという思いがあったので小手川に代えて大島を入れて前に人数を掛けた状態で、とにかく前にボールを入れる。下げるなと。そこから前への推進力が出てみんなが諦めないでやれたのが勝利に繋がったと思います。そのメッセージがしっかり選手たちに伝わった選手交代だったと思います。(交代を)30秒くらい考えていましたがその30秒の中で決断できたのは、選手がやってくれたのはもちろんですが、自分としてはギリギリの決断でいい決断ができたと思います」
Q:J1ライセンスがない中での戦い方について改めて聞かせてほしい。
「もうシーズン始まる前から自分たちはライセンスは持っていないと。新スタジアムができるまではライセンスが下りないことはわかっているので、スタートの時点でシーズン中にそれが原因でモチベーションが上がらないというのは絶対にやめようと。それだけは許さないとシーズン最初に約束して入っています。こういう状況の中でも選手が試合に勝ちたいという強い気持ちが毎試合毎試合出ているというのがいい結果に繋がってきていると思います。もちろん我々は脇役の中で生きているので次へのステップは選手たちも考えているでしょうし、こういう場所でJ1に行けるチャンスはチームとしてはないですが、選手個人個人としてはある。それは当然みんな考えながらより上を目指していくという強い思いがありますから、それがピッチの中で出ていると思います。それとうちに来る選手たちは前のチームで出場機会のない選手たちだったので、うちにきて試合に出たい、純粋にサッカーしたい、プレーしたいという思いが出ているんじゃないかなと思います」
以上
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