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【J1:第28節 徳島 vs 神戸】小林伸二監督(徳島)記者会見コメント(14.10.18)

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●小林伸二監督(徳島):
「トップ下のいるチームになかなか結果が出ないのと、大量失点しているので今回は意識的にラインを落とし、中盤の層を締めた状態で前半は守備をしました。それと我々がボールを持ったり後ろで回しているところを奪ってショートカウンター、あるいはSHがカットインして得点を挙げるのが神戸さんのストロングな部分です。何回かはやられましたがいい形で試合に入れたと思います。相手の2得点は精度の高いフィニッシュ。それを見るともう一つ前でコースを切りに行かなければいけないレベルなのだなと思いました。1点目、あれをゴールに収められるのは、さすがJ1でレベルの高いストライカーだなと思いました。2点目はミドルシュートですが、その前にワンツーで剥がされたのはちょっと残念でした。全体的に前半は上手くいった中で失点。その後15分を上手くリカバリーして点を取れたというのはすごく良かったと思います。後半も点が取れたというところまでは良かったと思います。7位のチームが我々に勝点をやりたくないということをヒシヒシと感じるゲームでしたので、最後は上手くDFラインとGKを含めて守れて勝点1を取れました。いいゲームをしつつ、厳しいゲームだったのではないかと思います。連敗の後に勝点1を取り、中間層のC大阪、名古屋にぶつかります。なかなか上位には勝てませんが中間層には点を取れだしているので、次は勝点3が取れるように準備をしていきたいと思います」

Q:今日負けると降格の可能性もありましたが、この引き分けで次につながりました。そのことに関しての感想は?
「シーズンを通して18位から脱出できないというのが現状で、移行期から7月と8月で勝点8をとったのはすごく良かったと思います。でも9月に取れなかったことでこういう結果になっていると思います。シーズン前半は慣れなくて度肝を抜かれてということから考えると、シーズン後半は上手く入れましたが、それ以降なかなか上位のチームには勝てない。どうしても個で負けるのでグループで挑みますが、そのグループが間に合わない。できるだけ刺激のある状態で続けたいというのはクラブも、そして選手もそうだろうと思います。その気持ちが今日はきちっと出たのではないでしょうか。残り6試合、厳しいものになりますが、負けずに戦っていくために準備をしていきたいと思います。当然相手のあることですが、我々が勝点を取っていくということになれば違った意味でのモチベーションを持つことにもなります。過去があり、現在はこの状態、しかし未来を考えれば今のことを次につなげられるような準備を、状況が変わってもさせてあげたいと思っています。今日の勝点1は大きいものになったと思います。本当は3取れればいいのですが、なかなかそうはいかないので、前にひとつ進んだという意味では次のゲーム、もっと言えばこのシーズンについてつながっていくと理解してもらって言いと思います」

Q:2点を取ったが、全体としては守りに重点を置いた試合だったように思います。その中での2失点してしまいましたが?
「そうですね5−4−1、もっと言えば両シャドーもずいぶん絞らせて、相手ボランチにうちのボランチが圧力を掛けに行ったときにぐっと締めて、当然森岡選手が出てきてスルーパスを出すというところにも対応するように考えました。外に出してクロスでは得点になりませんから、締めて締めて外に出すということは上手くいったと思います。枝村(匠馬)選手についてもそうです。森岡選手が途中から出てきて、スルーパスというより壁パスで出て行かれたことに対して、うちのボランチがついて行けなかったのはちょっと残念です。練習試合でも同じようにやられたと思います。やはりパサーの所と、付けてからもう一度もらってスルーパスやシュートがあるようにプレーが続きます。彼が動くと回りも彼にリターンのパスを出すというところがあるので、そこが後半から出てきて厳しいプレーをしてくるとうまく伝えられなかったかなと思います。入らないように締めるのですがそれでも入るので、藤原(広太朗)と橋内(優也)のCB2枚はアプローチはいいのですが、そうじゃないときにやられたのはちょっと残念です」

以上
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