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【J1:第27節 清水 vs C大阪】試合終了後の各選手コメント(14.10.05)

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●村田和哉選手(清水)
Q:後半にピッチに立つとき、どんな気持ちで入りましたか?
「つねに自分がこのチームを救おうと思っているし、古巣のセレッソに対して恩返しの1点が決められたことは本当にうれしかったです。今日の1点は忘れられない1点やと思います」
Q:そのゴールシーンに関しては?
「自分がゴールすることだけを、練習から1週間イメージしてましたし、今は当然やったぐらいの気持ちです」
Q:チームとしても3得点できましたが、うまくいっていたところは?
「守備も良かったですし、攻撃も活性化していたと思いますし、攻撃が最大の防御じゃないですけど、攻撃にいって相手が跳ね返したセカンドボールも拾えて、そういうサッカーができたというのはいちばん良かったと思います。こういうふうに、前、前から行って攻撃的なサッカーをすることによって、観ているサポーターの人たちも楽しかったと思いますし、すごく歓声も大きかったので、今日みたいなサッカーをできるように、またひとつになってやっていけたらいいなと思います」
Q:残留に向けて、今日の勝利をどうつなげていきたいですか?
「今日の試合というよりは、大宮戦に負けてからの1週間の準備をもう一度自分たちで見つめ直してやっていければ、本当に大きな力が出ると思います。今日はエスパルスに関わる全ての人がひとつになっていたと思いますし、その全部が重なって今日の勝利ができたと思います。僕たちを支えてくれるサポーターに本当に感謝したいですし、エスパルスに関わる全員で、ひとつの残留という目標に向かってやっていければいいと思います」

●平岡康裕選手(清水)
Q:2カ月ぶりの勝点3を取れた今の思いは?
「素直にうれしいですし、ここからがまた新たな自分たちのスタートだと思います。今日だけは喜んで、またしっかり切り替えてやっていきたいと思います」
Q:DFとしても、無失点で終われたことは非常に大きいと思いますが?
「そうですね。今日久しぶりに0で終われたということは、ディフェンスとしてもチームとしても自信になりますし、こういう試合の流れをつねに作っていければ、自分たちが優位に進められるというのは今日で証明できたと思うので。これを1試合だけで終わらせないで、どんどん継続していけるようにチームとしてやっていきたいと思います」
Q:ご自身のゴールシーンを振り返ると?
「相手のGKは、たまにポカをすると聞いていたので、たまたまそこにいたというか、こぼれてくるかなという感覚でいた。そこにいられたことは良かったですし、2点目というのがチームにとって大きな1点だったと思うので、それを自分が取れたことは良かったです」
Q:崖っぷちと言われる中で、今日はどんな思いで試合に入りましたか?
「今週の頭に選手同士でご飯を食べて決起会をして、その中でチームの結束というのはよりまとまって。先週は大宮で惜しい試合でしたが負けという結果が出て、本当にチームとして崖っぷちに立たされた。それでもチームがひとつにまとまるということで、今週は良い練習ができたので、こういう試合ができたと思います。今日は1人1人がすごく気持ちのこもったプレーができたと思いますし、こういう試合をどんどんやっていかないといけないと思います。あと7試合、自分たちは勝点3だけを目指してやっていくしかないと思いますので、この勝利を次につなげたいと思います」

●石毛秀樹選手(清水)
Q:リーグ戦の今季初ゴールが、大きな勝点につながりましたね。
「今季、個人としては苦しい時間が多かったので、早く点を取りたいという気持ちで毎試合臨んでいた中で、今日はチームが苦しい状況の中で勢いづけられるようなゴールが取れてすごく良かったです」
Q:チーム全体としても、非常に気持ちの入ったプレーでしたね。
「こういう状況だし、団結して、自分のためじゃなくて、みんなのために戦うということで、そこが今日の試合でみんな勢い良くやれていた部分でもあると思います。自分もエスパルスで育ってきているから、エスパルスをJ2に落とすわけにはいかないという気持ちはつねに持っていますし、こういう状況でも応援してくれる人たちがいるから、その人たちのためにもやらなきゃいけないという気持ちを持っていて、それがああいう話(メンタルトレーニングの講義)を聞いてさらに強くなったし、それがこういう形になって良かったです」
Q:ものすごく球際でガツガツ行ってましたね。
「あそこで、中盤の真ん中のポジションで出たら、やっぱり行くところは行かないとダメだという気持ちもありました。あそこで(相手に)前を向かせるわけにはいかないから厳しく行くことは意識してました。あのポジションは、前にも出ていけるし、真ん中なのでやりやすかったです」
Q:先制点の場面は、ボールをもらう瞬間に相手も見えていてターンした?
「はい。ボールに1歩寄ってからターンすれば、絶対にそこにスペースが空くのもわかっていた。ただ、シュートは本当は右を狙っていたけど、まあ入ればオッケーです。今日のシュートもそうだけど、打たなければ入らないので、大榎監督になって積極的にシュートを打つようになったのは良かったと思います」

●河井陽介選手(清水)
「今日は立ち上がりの最初のプレーで相手にガッツリ行けたので、その感じでそのまま試合の入りが良かったかなと思います」
Q:本当にチーム全体として球際で勝ってましたね。
「そうですね。気持ちで勝とうとみんな決起会でも言っていたし、そのへんは意識で変わる部分が大きかったかなと思います。球際の部分でも、個々が言わなくてもやっている感じがしたし、やっていて勢いが出るというか、後ろから上がっていく身としてはやりやすかったですね」
Q:気持ち的にも守りに入らずにやりきれた?
「1−0のときも、次の1点を取りにいこうと話してました。そこで同点に追いつかれなかったのも大きいし、守備陣もしっかり我慢して次の1点を取ってくれたから、良い勝ち方かなと思います」
Q:今日のように前からプレッシャーをかけて勝ち切れたのは大きい?
「大きいですね。今日はノヴァ(ノヴァコヴィッチ)もどっちにこぼれるかわからないボールを戦ってくれていたし、ああなると後ろも狙いやすいので、チームとして良い戦い方ができたと思います」
Q:ノヴァコヴィッチ選手は、今日はボールがよく収まってましたね。
「本当にそうですね。あれぐらい収まると、後ろから見ていて頼もしかったし、試合を落ち着かせてくれていたので、大きかったですね。今日は先制点も大きかったし、これぐらいの試合ができれば次もいいと思います」

●酒本憲幸選手(C大阪)
「相手がああいうサッカーをしてくるというのはもちろんわかっていたし、セカンドボールが拾えなくてラインを上げられなかったことが悔しいです」
Q:個人的には、かなり攻撃参加できてましたね?
「まあでも、ああいう状況でリスクを冒して前がかりで行ったので、そんなに褒められたものではないと思いますけど」
Q:杉本選手がキープして、酒本選手が上がってという形が、清水としてはいちばん脅威だったと思いますが?
「それをもっと増やしていけたらなと思いますし、前半からそれをもっとやっていかなあかんと思います」
Q:今日はなかなか主導権を握れなかったことが痛かった?
「そうですね。(清水は)1トップに当てて、ラインを押し上げてセカンドボールを狙ってくるので、それを少し受けちゃったかなというところで……主導権というか、気持ちもそうだし、サッカー的にも受けちゃったことで、自分らで難しい展開にしてしまったというのは、やっていて感じました」

●杉本健勇選手(C大阪)
「たとえ1人退場者が出たとしても、負けは負けですし、あとは今日の試合で出た課題というか、それをしっかりと見つめ直しながら切り替えてやるしかないと思います」
Q:杉本選手自身は、かなり攻撃の起点になれていたと思いますが?
「いや、自分自身は全然ダメでしたし、前半から自分がもっともっと動いて、攻撃を活性化させられたら良かったんですが、清水も勢い良く前から来てましたし。あとは自分たちがボールを奪った後の1本目のパスというのが、そこで失う回数が多かった。その1本を通せていれば、もっと良い攻撃ができたかなと思うので、そこは出し手も受け手ももうちょっと考えながらやっていかないといけないなと、前半は思いました」
Q:そのあたりも後半は改善できていたように感じましたが?
「そうですね。後半は1−0だったので、どんどん自分たちが前から行こうと話しました。でも、1人少なくなってしまって……(楠神)順平は何も悪くないですし、10人になってからの戦い方というのは、自分たちがもっと考えてやれたんじゃないかと思う。そこで2失点目、3失点目をしてしまったのは、自分たちの力不足だと思うので、この負けを認めて、でも下を向くんじゃなくて、しっかりと切り替えて次の試合で勝点3を取りにいきたいです」

以上
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