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【J2:第35節 横浜FC vs 松本】山口素弘監督(横浜FC)記者会見コメント(14.10.04)

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●山口素弘監督(横浜FC):
「非常に悔しい負けだと思います。全体的に見て、ヨーイドンで失点したのはもちろん痛かったと思いますし、その後もセットプレーで、注意していたセットプレー2発でというのは非常に悔しいなと言うところです。どうせ聞かれると思うので言いますと、システムを変えたのは私の判断です。いろいろ今いる選手を含め、今の状況、プラス今いる選手の強みを出すために、今シーズン2回目ですかね、3−4−2−1を最初からやったのは。選手にも言いましたが、今週ずっとトレーニングをやっていて、あとゲーム途中では何回もやっていますし、今週もそのトレーニングをしてある程度手応えをつかんでいたんですが、それも含めてその変化をさせる決断をしたのは私なので、負けた原因はとメディアの人に聞かれたら監督の責任と言えと選手には伝えましたが、これから選手に聞いてもその言葉しか返ってこないと思います。この場で私に聞いてください。以上です」

Q:1点目のCKで、今日は松本が狙いをしっかりともってやってきていましたが、事前の予想とは違ったでしょうか?
「そんなことはないですが、確か最初の点はニアに1人入り込んで後ろにそらせてと。うちはゾーンでやっていますから、どうしてもそうなるとゴールサイドに寄りますので、どうしても、犬飼(智也)君が中に入らず止まっていたと言うことで。クリーンヒットはしていないんですが、DFに当たってそのまま入ってしまったということだったと思います。トレーニングでは非常に良い対処をしていましたし、当然ゲームになったらいろんなことをやってくる人だし、チームなので、しっかり注意して応対しようというところは伝えていました。結果的にやられたので相手が上回っていたと思いますし、ある意味、さっきの話ではないですが、システムを含めて僕自身が勝負に出たので、僕が反町大先生に勝負で負けたというところではないでしょうか」

Q:ハーフタイムコメントで「ボールを動かすこと」とあって、プレッシャーに来るチームに対しては常道の対処かと思いますが、なかなかうまくいかなかった原因は?
「そんなに上手くいっていないと思っていなかったですが、その前のアクションが少し物足りなかったかなと思います。なんというか、それはちょっと伝えてはいるんですが、ボールを動かせというのは後ろで動かせということではないし、前に運ばないとしょうがないので。伝えていたのは、相手のボランチが前に来るようだったら、そこは一山越えて相手の背後を狙えば良いし、パク ソンホをうまく使えば良いし。ただ、そこを外すと相手もすっと7人ぐらいで下がるので、そうなれば逆に間を上手く使って繋げばいいんだし。そこの状況判断が上手くいかなったところはあると思います」

Q:今日スタジアムで相手のサポーターが半分以上松本でしたが、その人数は試合の流れに影響を与えたでしょうか。
「実際、もう少しいかれるかなと思ったんですが、予想より緑に占拠されなかったですが、これは相手のホームのときもよく言いますが、例えばスローインならやたら盛り上がるし、パスカットすれば盛り上がるし、シュートすれば盛り上がる。そういうところで、うちがそういうプレッシャーというか、相手が乗るというのはあるでしょうね。自分はすごいいいプレーをしたという錯覚をするでしょうし。でも、そういうのはある意味大事ですけれどもね。そんなところですかね」

Q:わざわざサポーターを背にするサイドをコイントスの結果取った理由は?
「正直言ったら、うちもそうですし、松本も最近勝っていなかったので、先制点は重要かなと思っていました。こちらで先制点を取りたいというのがあったので、あくまで理想というか頭の中では、リードした状況で相手側に攻められて、最後の方でパワープレー等でいろいろごちゃごちゃするのが嫌だなと思っていて。それも最初の先制点で、結果的に裏目に出たと思います」

以上
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