●安間貴義監督（富山）：

「選手は良い入りをしてくれた。この試合はセットプレーのこぼれ球までが勝負だと伝えていたが、良い面も悪い面も出た。ただし、セットプレーから点を取れるようになったのは大きい。続けていかなければならない。
セットプレーからの２失点については、得点した相手のパワーと高さを認めなければいけない。今日のうちのDF３人よりも強い選手はなかなかいないと思う。それならばゴールに近づけないように、後半の入りでも前半と同じように相手の背後を狙い続ける強さが必要だった。前線３人のボールの収まりが悪かったなら、さらにそこを意識してできるところで勝負をどんどん仕掛ければよい。（考えを）整理して自分たちのやるべきことに情熱を注ぎたい。残留へと後押しをしてくれているファンやサポーターのみなさんに応えるために準備していく」

Q：初出場した中田選手に期待したところは。
「彼は（２年前の）大学２年の時から練習試合などに参加してもらっている。ゴールに向かう姿勢を持ち、左のパンチ力のあるシュートがあり、ドリブルで個人でも打開できる。ジョーカー的な選手として起用したいと考えて（特別指定選手として）加わってもらった。まだ10分ぐらいしかもたないが、今日も良いアクセントになっていたと思う。これから周囲とすり合わせていければ、うちのプラスにもなり、彼の良さももっと増えてくるだろう」

以上