●反町康治監督（松本）：
「２試合連続でスコアレスドローに終わりましたが、この２試合は非常に難しいゲームだったのかなという感想を持っています。『決定力不足』と言われると思いますが決してそうは思っていません。向こうの術中にどうしてもはまってしまったという感想です。なかなかスペースがない中でゲームをしないといけない。特にゴールを守るディフェンスをしてくる相手に対して一工夫もふた工夫も必要で、（北九州の前節対戦相手の）ジュビロはパスを36〜37本繋いで取りましたが、我々はそういう力はないので、こじ開けられればそれに越したことはないですが、なかなかそうはいかないのがサッカーですので、次の試合に取っておきたいなと思います。また、湘南が昇格したようですが、曹監督はじめ関係者におめでとうと言いたいです」

Q:先発メンバーを入れ替えた意図は？
「ケガの状況もありますし、連戦という状況もありますし、相手をみた上での状況もありますし、いろんなことを加味して選んだことは間違いないです。チャンスがない選手は今日は非常に良かったです。良かったから最後までやったわけであって、勝点３取ってなくて良かったというのは複雑な心境ですが良くやったと思います」

Q:どういう形で崩そうとしたのか？またセットプレーについては？
「セットプレーは向こうの１番目と２番目は強いですがそうでないのは弱いので、そこと勝負しようとしたのですが、非常にタイトに付いてきますし、当然良くトレーニングされているんじゃないかと思うくらいに集中してやっていました。今日は武器を上手く使うことができなかったのかなと感じています。オープンプレーでは飯田が向こうはリトリートしてくるのでパワープレーのように上がっていましたが、セカンドを拾えていたというのはあるかもしれませんが、50年くらい前のイングランドフットボールのような。本当はもっと準備してやりたかったんですが、こういう天候と、高さがないということで、こういうことを選手が選択したんじゃないかなと思います。残念ですが次に切り替えるしかないと思います」

以上