●大榎克己監督(清水):
「まず、これだけお客さんが入ってくれている中で、結果を出せなかったことを大変申し訳なく思っています。
試合的には、今ガンバは非常に好調で、得点は取れているし、失点の少ないチームなので、そこをどうやって崩すかというところを考えてきましたが、どうしても自分たちが3バックでやるようになって、全体が引いてしまう時間帯が多くなる、相手に押し込まれる時間帯が多くなるという中で、もっと積極的に高い位置からボールを奪いに行こうという意図でこの試合に臨みました。そういう意味では、ある程度できた部分もあるかなと思っていますが、前半は宇佐美くんの個人技と言いますか、あそこのシュートのうまさで1点ビハインドの状態になって、後半も自分たちが押し込む時間帯がありましたが、なかなか1点が遠くて。その中で、もう少し裏に飛び出す選手を入れようということで、(高木)俊幸、村田を入れましたが、彼らを入れるとなるとシステムを変えて、3バックから4バックにして、そのことがリスタートの時にもブエノがいなくなったことで丹羽をちょっと空けてしまったのかなと。そこが自分としても、非常にもったいなかったところかなと思っています。最後は2点目を取られて、廣井を入れてゴール前に放り込むような形を狙ったんですが、逆に前と後ろが空いてしまって3失点目を食らって、結果的には0−3という結果でした。言い訳をするつもりもありませんが、全員がハードワークして前から行くというのができた部分は続けてやっていく必要があるかなと感じました」
Q:後半は前半に比べて前でボールを奪える回数が増えたと思いますが、どういう修正をされたのでしょうか?
「後半特に大きく修正したというところはありませんが、この試合に臨むにあたって、ガンバの個のレベルの高さ、ボールにプレッシャーがかかってなかったらいろんなことができるということ、それからはたいて受けるという形でボールをしっかりつなぐことができるので、2度追い、3度追いをすることを、この試合に向けて意識を高めてきました。自分を越えたらプレスバックする、振られても1回、2回、3回と追おうということを、チームには伝えました」
Q:ここ6試合18失点、1試合平均3失点という形ですが、今後の守備の立て直しという面ではどのように感じていますか?
「先に点を取られて、それを取り返しにいかなければいけないという状況が続いています。今日も前半に失点しましたが、後半84分までは1失点だけで、自分たちが取れるチャンスもあったんですが、そこでリスクを負って、システムを変えたというのは自分のミスもあったかなと反省しています。でも、全員がボールに対してきちっと行く、プレッシャーをかけるということができれば、そんなに自由にやらせる場面というのは少なくなってくるのかなと思いますから、そこは引き続きやっていくしかないなと思っています」
Q:チームにとっては大事な試合だったと思いますが、その相手が長谷川健太監督のチームということで、特別な一戦でかつての盟友と戦ったことに関して、振り返っていかがですか?
「特にそういう大きな意識はありませんでしたが、どことやっても勝ちたいし、周りがそのことを話題にしてくださっていたので、お客さんもたくさん入ってくれたのかもしれませんが、どことやっても同じように勝ちたいという気持ちです。ただ、健太もここのOBですから、終わった後はそのへんは非常に気にかけてくれていて、この後の2試合が大事じゃないかという話はもらいました」
以上
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2024年11月30日(土)14:00 Kick off