●小池純輝選手（横浜FC）
「最後やられただけという感じで、僕たちがボールをもって主導権を握れていたんですが、最後にやられたのは残念。ボールはうまく動かせていた。その中でも2点目、3点目を奪うチャンスはあったし、それを決めないとああいう失点で痛い目にあう。最後セットプレーが続いて、連続だったので1回外に蹴り出したかった。連続してしまって、スライドがうまくいかなかった。相手も、ほぼ繋ぐより蹴ってきたので、その中でやはりプレーを切りたかった。必死になりすぎた部分もあるし、いっぱいいっぱいのプレーになっていたと思う。試合に勝てなかったし、もっと決定的な仕事ができればよかった」

●内田智也選手（横浜FC）
「結果が全てだと思う。勝たなければいけない試合だったし、自分たちの甘さが出た。1-0で勝っていて、2点目、3点目を奪うチャンスがあって、それを取り切れなくて、締めなければいけない時間帯で取られたので、こういうゲームをしていたらなかなか上に行かないと思う。相手の足も止まっていたし、1点取った後に勢いが出たので、追加点が取れたら良かった。ダニエルの1ボランチの両脇は意識して、ある程度はボールは保持できたけど、やはりシュートまで行けていなかったので、そこが課題。内容的には、うちのほうが良かったと思うが、90分終わったときが問題。僕たちはこのサッカーで上に行かなければいけない。次の京都戦（9/28＠西京極）に向けて、また休んでしっかりやっていきたい。残りの試合はこういう相手ばかりなので、1つずつ勝点3を取れるようにしたい」

●松下年宏選手（横浜FC）
「大事な試合なのはわかっていたし、あそこでしっかり守り切る力が足りなかった。こういう展開のゲームでは追加点を取ると楽になれるが、チャンスで点が取れないと最後にこうなるのは身にしみてわかった。それでもあきらめないし、残りの試合も全力でやっていきたい。残りの10試合は、より厳しくなるのはわかっていたし、こういう展開になるのはわかっていた。それでも負けずにやっていくことは大事だし、最後は強い気持ちがあるほうが勝つと思うので、昇格という目標に向かって、全員が意識して残りの試合をやっていかないといけない。失点シーンは、中で声を掛け合って集中はしていたんですが、どこかでコーナーでなくてスローインに逃げられれば良かった。最後も（パク）ソンホさんがチン君（寺田紳一）に繋ごうとして、クロスを上げられたので、そこもしたたかにクリアできれば良かった。繋ぐところとクリアするところ、セットプレーでもどこかで大きくクリアするところがあれば、時間も時間だったので良かったと思う。もったいない引き分け。ただ、誰のせいでもなくて、みんな必死に戦っているし、そこはぶれずにやっていきたい」

●渡辺匠選手（横浜FC）
「自分の良さであるビルドアップとかは、相手が来てくれたほうが出しやすいというのもありますし、慌てずに普通にやれた。ただ、最後で失点したのがすべてで、昇格に向けての試合は何が何でも勝たなければいけない。そういう部分ではまだ甘い部分が出ちゃいました。甘さは2点目を取れなかったのを含めてトータルに。あの流れで1回外に切れなかったのも。そうすれば流れも変わっただろうし。ゲームの流れを読んで、その場その場で選手たちがプレーを判断しなきゃいけなかったし、逆にどれだけ上げられても中ではね返しさえすればよかったので、徹底的に守るという部分でも甘かった。昇格するっていうのは紙一重の勝負だと思うので、そこはこれからさらに厳しくなってくる。毎試合毎試合、特に追い掛ける僕らの立場としては、細かいことですけど肝になってくるんじゃないかなと思います」

●末吉隼也選手（大分）
「アウェイで勝点1を取って最低限、次に繋がったと思う。気象条件は相手も一緒なので、そこは関係ないと思う。1点入れられた後でもあきらめることなく、終盤で1点取れたのはポジティブに考えて、今後のホームで勝てるようにしたい。ダニエルは真ん中でどっしりと守備でも構えてくれるし、高さもあるし優位に立てるので心強い面がある」

●若狭大志選手（大分）
「（守備で）クリアについては、変に繋げるように前に蹴っていいと監督に言われていた。個人的には、それでも繋いでしまった部分があるので、それは反省点。（風間）宏矢君や（木村）祐志君がうまくリズムを変えてくれた。交代で一気に流れが来た。
ゴールはたまたま。ただ、今までゴールを決めたのは、ほとんど祐志君のボール。いれば良いボールが来る。来たと思ったし、当てれば決められると思った。追いついた時にはもう1点取れると思っていた。順位が近いチームが負けたと聞いているので、今日の勝点1は大きいと思う。この勝点1を無駄にしないためにも次の試合は勝ちたいし、残り全部勝つようにしたい。次節も点を決めます」

以上