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【J2日記】磐田:マツモトを“ハント”せよ――。(14.09.22)

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(C)南間健治

「松本を“狩り”に行く」と話したシャムスカ監督

温厚な指揮官にしては珍しく、“好戦的”な言葉を用いた。
「松本との勝点差は『7』。彼らを“狩り”に行く」

第32節(9月20日)のホーム・北九州戦(○3−1)の試合後、会見の席でシャムスカ監督はこう言い放った。

北九州を下し、リーグ戦で5試合ぶりに勝利した3位・磐田。他会場で讃岐と引き分けた2位・松本との勝点差を『9』から『7』へ縮めた。対する松本はリーグ3戦未勝利と、ここへきてやや足踏み。とはいえ、まだ7ポイントもの差がある。直接対決もすでに終了しており、圧倒的に松本が優位な状況であることに変わりはない。それでも…。間違っても楽観視はできないが、過度な悲観もすべきではない――。北九州戦を見る限りでは率直にそう感じた。

1年でのJ1復帰、そしてJ2優勝を目標に掲げた今季の磐田。しかし、フタを開けてみれば、湘南に記録的な独走を許し、さらには松本にも追い抜かれることになった。7月の第22節・東京V戦(●1−2)に敗れ、2位から3位に転落。その後、8月の第29節・栃木戦(●2−3)に敗れた際には2位・松本との勝点差は今季最大の『10』にまで拡大した。しかし、松本のペースダウンに助けられ、7ポイント差で終盤戦に突入する。

「これを続けていけば、という手応えを得られた試合だった」
今夏に新潟より加入した坪内秀介は前節・北九州戦後をそう振り返った。遅まきながら、ここへきてようやくチームのエンジンがかかりつつある。改めて説明するまでもなく、磐田の自動昇格は“他力”でしかない。今できることは何より「連勝街道を突き進む」(シャムスカ監督)が絶対条件。果たして残り10戦でどこまで白星を積み上げられるか。
「(自動昇格圏内を)まだ誰もあきらめていない」とは守備の要・藤田義明の弁。また、好調の山崎亮平も「プレーオフのことを考えるのは、まだ早い」と語気を強める。無論、J1昇格プレーオフ圏内(6位以内)も確保しなければならないが、今は1つ上の自動昇格圏内入りを意識する。

3位・磐田の“ターゲット”はただ1つ。
土壇場の、土壇場で伸ばしたその手は、松本に届くか――。

以上

2014.09.22 Reported by 南間健治
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