●渋谷洋樹監督（大宮）：
「こんばんは。今日はファン、サポーターの方が300人ほど埼玉から来ていただいております。その皆さん、そしてテレビを見ている方へ勝利を届けようということで選手をピッチへ送り出しました。そして勝利という結果が出たことに対して非常に嬉しく思っています。やはり徳島とのホームでの敗戦後、前監督がサポーターの前でいろいろと話をしたところを見ています。そのリベンジができたことも非常に嬉しく思います。残留争いに向けて1勝できたことは嬉しいですが、まだまだ試合は続きますし、これからやっていかなければいけないことがたくさんあるなという想いを持って試合を見ていました。ただ、得点シーンは今我々が置かれている立場からすれば、非常に泥臭く、相手のボールを奪う、こぼれ球がムルジャの前に転がる。やはりそういうところはサッカーの中で大きなことなので、今後もそういうものを続けて、なおかつ良いイメージのある攻撃とか守備ができるようにトレーニングをしっかりやっていかなければと思っています」

Ｑ：家長選手が後半の早い時間に交代となりました。その理由と、変わることによる影響がチームにはありましたか？
「相手の選手と接触して足首がちょっと気になっていました。そのまま続けられるかなと思い後半も出しましたが、本人からちょっと厳しいということだったので交代しました。家長選手には体調面での不安もありましたから、橋本選手を使う予定もありました。ただ、流れから大事に家長選手を先発させましたが、そういう理由から準備はできていたので何も心配なく橋本選手を使いました。間で受けたりパスの精度もありましたので、その面では彼の特徴が出たのではと思います」

Ｑ：甲府、C大阪が敗れました。あらためてこの１勝が持つ意味は何でしょう？
「私は一戦必勝ということをみんなに言っていますので、その目標はひとつずつ叶えてくれているのかなと思います。C大阪さんや甲府さんという名前は出ていますが、それよりも目の前の試合に集中し準備するというのが私のやるべきことだと思っています。ですからあまり相手を見ないで、目の前の一戦を勝利するためにどう準備するかということしか考えていません」

以上