●山崎雅人選手(山形)
「シュートがなかなか入ってなかったので思いきって打ちましたけど、たくさんチャンスは今までありましたし、それで入らない試合が続いたので、自分的にはちょっとマイナスな考えがあったかもしれないですけど、今日は自分にとっても大きな1点でしたし、チームとして勝ちにつながるゴールが取れたというのは正直自分のなかであまりなかったので、うれしいです」
Q:残り10試合、今後に向けて。
「まだプレーオフの可能性はあると思いますし、1試合1試合大切に戦っていかないと自分たちにはもう上に行くチャンスがないので、技術云々じゃなく、気持ちやハードワークするということを前提に、もう1回チーム全員で戦う意識を持って、残り10試合に臨みたいと思います」
Q:交代前に、奪われたボールを奪い返すシーンがあったが?
「後半足がつってて、交代するのであれば出しきって交代したいという思いがあったので、今日は本当に勝点3が取れてよかったです。足がちょっとつってるというのも話してましたし、ベンチにもたくさん選手がいるし、自分がつってそういう状態ならという気持ちでいました。(どちらの足?)全部です。完全につってました。もも裏、ふくらはぎ。とりあえず半分(前半)で出しきろうと思ってやってましたし、自分にはそんな考えてやるような余裕はなかったです。久々のスタメンでしたし、どうしても勝ちたかったので。とりあえず頑張りました」
Q:シュートのシーンではワイドにキム(ボムヨン)選手がいましたが?
「前が空いてしたので、思いきって打ちました。(利き足とか考えずに?)左、結構得意なんで」
Q:チームの初シュートも山崎選手でしたが、試合の入り方はどのように考えてしましたか?
「みんな気持ちは入ってましたし、全員ハードワーク出来たからこそ、こういうゲームができたと思ってますし、それが大前提として次の試合というか、残り10試合戦っていきたいと思います」
Q:川西(翔太)選手とのコンビネーションについて。
「翔太は本当にやりやすい。サブの間にずっと一緒にやってたというのもありますし、パスも出せるしキープして時間もつくれるので、自分としては裏への動き出しが生きると思います。よく自分を見てくれてるので、今日は翔太が前で奪ったボールをゴールできてよかったと思います」
Q:中2日の栃木戦に向けての意気込みは?
「勝って疲れは半分なので、中2日ですけど、またハードワークできるようにチームで頑張っていきたいと思います」
●川西翔太選手(山形)
Q:山崎選手との2シャドーの連動で特に意識していることは?
「ザキ(山崎)さんが行って俺が行くというのと、俺が行ってザキさんがカバーしてくれるという、2人ともが動かないといけない。一人がサボるとそこが空いちゃうので結局そこに出されると、どっちかが頑張った意味がなくなるので、ザキさんが行って俺が次のところを消すというのを意識して。プレスの部分ではそうです。ボールの部分ではザキさんが結構動いてくれるので、俺が持ったらザキさんの動き出しを見るというのと、プレスをかけてる分、俺なんかきついので、ボール持ったときに時間をつくって、ザキさんも楽させてあげたいなというのはあります」
Q:天皇杯をきっかけに、出番がやっと来たという感じでは?
「そうですね。でも、そのなかで今日1本、決めなきゃあかんシーンがあって、そこを取るか取らへんかで今後も変わってくると思うので、ああいうところを決めていきたいというのと、結果がすべてやと思うので、ああいうところですね」
Q:その後半の決定機について。
「あれはきつすぎて、正直なんも憶えてないです。後半入るとき、もう死ぬかと思った。みんなに『なんでトラップした?』みたいに言われてたけど、自分でもなんでトラップしたのかもわからんし。ディエゴも『横パスちょうだいよ』って言ったけど、『ディエゴ、きつかった、ごめん』って試合中言ってたし。それぐらいきつかったから。まぁでも、それで勝てたんやったらいいと思うし、ザキさんがああやって決めてくれたのは、ほんま俺らからしたら助かりましたねえ。ザキさんってほんますごいと思いますわ、あれだけ走って。ザキさんがああやって行ってるから、行ってあげなかわいそうというか。何かを変えなあかんという部分で俺を使ってくれたと思うし。鳥栖戦で俺らがああやって行って勝って、あのときも『俺ら2人が行ったことによって』って言ってたから、あれを続けてくれという感じで言ってたし、ザキさんともそういう話をしてました。あの人も『自分が行って、お前が付いてきてくれるから俺も行けんねん』って言ってくれるから、だから俺もザキさんのきつさもわかるし、前から行かなあかんと。すごいっすよ、あの人は」
●小林亮選手(山形)
「よかったですね。攻撃のところでもう少し、最後のクロスが後半2つありましたけど、ディエゴのところと(ロメロ)フランクのところと。あれをしっかり合わせることができればよかったと思います。でも前半、チームの流れもすごいよかったし、特に相手の左サイド、対面の山瀬(功治)選手と駒井(善成)選手、2人とも個の力で突破できるタイプで怖さは非常にあったんですけど、うまく対応もできましたし、ほとんど仕事もさせなかったです。舩津(徹也)と連係しながらうまく守れてたというのがあったので、あとはチームとしてボールを前に運ぼうという意図を持って今日はプレーして、つながらない部分もありましたけど、それでもボールを前に運ぶ意識というのは出てきたと思うし、本当にいい形でザキさんが1点を取ってくれたので、チームとしてはあそこで落ち着けた部分はありました。ただ、点を取ってからの何分間っていうのは、浮き足立つっていうんじゃないですけど、それでも前半はほぼ内容とすれば非常にいい戦いができたと思います。後半の立ち上がり、入りからも非常にいい入りができて、そこで追加点を取ることができれば最高でしたけど、なかなかそうはいきませんでした。相手のリズムになったときに、今日は守りに入り過ぎたというか。クリア練習みたいになっちゃって、全部自分たちのボールにできずに相手の攻勢を受けてしまうということになったので、それがもう一歩、二歩でも上のチームに行くためには、そのクリアボールを意識的につなげるであったりとか、クリアしたいところでも空いてる選手にどんどんつないで人もボールも動いていくということができれば、もう少し違う展開にはなったのかなあと。ちょっとは自分たちのペースに戻せたんじゃないかなというのは正直なところです。ただ、今日の試合に関しては勝つということがすべてだと僕自身は思ってましたし、愛媛戦の0−4からチームとしてもう1回立ち上がるためには、なんとしても勝利が必要で、また今日から連戦が始まるので、なんとしても勝ちたい試合でした。本当にいい形で次の栃木戦を迎えられるし、連戦で中2日ですけど、この勝利で、逆に間隔が短いほうが今のチームにはいいのかなと。この勝ちの勢いを持ったまま試合ができるというのはいいと思います。連勝できてないので、なんとしても次の…みんな思ってるんですけど、思って思ってずーっとここまで来てるんだけど、逆に中2日という短いインターバルを自分たちにとって有利に活かせるように、試合までの期間、試合に出た人はリカバーがありますけど、試合に出てない人も練習とかでしっかりアピールして、チーム一丸となってまた次の栃木戦に向けてやっていければ必ずや連勝できると思うので、連勝したいですね」
●宮阪政樹選手(山形)
「前節は入り方がよくなかったので、いい入り方ができたと思いますし、それはシュート数にも表れていると思います。前半、もう少しチャンスもつくれたと思うので、そこで決めきれていればまた違った展開になったと思いますし、もう少しゲームをコントロールできたのかなと思うので、そういうところをもっともっと詰めていければなと思います」
Q:守備ではどんなところがよかったですか?
「相手がボールを持ったときに、しっかりボールホルダーにプレス行けてましたし、相手があまり裏に蹴ってくることがなかったので、足元で強く行けたというのがよかったんじゃないかなと思います。相手が裏に走り込んだときでもしっかりカバーできましたし、うちがクリアしたときも、そのあとのボールも拾えてたし、相手にうまく競らせることがなかったと思うので、そういったところがよかったんじゃないかなと思います」
Q:今日はフリーキックのチャンスが多く、惜しいシーンもあったが?
「個人的にはもう少し(ゴールまで)近いほうがうれしいんですけど、その与えられたなかで強いシュートもこぼれに詰めてたらというのもありましたし、もっともっと精度を上げないといけないと思いますので、もっと練習していければなと思います」
Q:後半途中から工藤(浩平)選手が入ってきて、中でボールを持たれることが多くなりましたが、あのあたりの守りは嫌でしたか?
「そうですね。やっぱり工藤選手が入ってきたなかで、中山(博貴)選手とのパス交換というのが増えてボールを持たれる時間が長くなったことで、自分たちのプレスが行けなくなったところがあるので、あそこで時間をつくられるのは嫌でしたし、常に大黒(将志)選手は裏を狙っているし、そのパスを出す選手がさらに狙って。工藤選手も裏ばっかり狙っていたので、そうなったときに自分たちもラインを下げないとやられてしまうし、下がったときにまたバイタルも空いてしまう。すごい嫌でした」
Q:今日は攻撃で組み立てるよりもシンプルに蹴ることが多かったですが、宮阪選手としてはパスの特長が出しづらい部分もありましたか?
「チームでやらなきゃいけないことがあるし、ゲームがうまくいくことのほうが大事なので。自分がやりたいことももちろんそれはありますけど、それよりか、チームがうまく循環するほうが大事なので、そういった意味では前半は全然いい試合だったと思います。あれで自分がフリーキック決めていればもっと気持ちよくなっていたと思うんですけどね」
●石櫃洋祐選手(京都)
「あの1本にやられたという感じで、前半、自分たちがもっとアグレッシブに戦わないと、相手も勢いをもってきているところをねじ伏せるというか、そういうのが前半は全然できなかった。全然よくないですね。守備はいつもどおり、チャレンジ・アンド・カバーで。うちのセンターバック2人は強いので、競ったあとのボールを両サイドバック、俺と駒井でカバーというのは、ボランチを含めていい守備ができてたと思います。先に点を取られることが多いので、全然修正できてへんし、もっともっと自分たちから、点を入れられてからじゃなくて、自分たちから先に入れるぞというのをもっともっと出していかないとダメだと思います」
Q:石櫃選手自身の攻撃参加も少ない印象でしたが?
「前半、ちょっと窮屈というか、もっとコンビネーションで引き出していくというのが全然できていなくて、後半に関しては中央から、真ん中を突くというので相手を絞らせてから外というは結構できていた。それを前半からやっていかないと。外、外なら相手も守りやすいと思うし。でも、やっていくしかないですね」
●大黒将志選手(京都)
「浩平(工藤)は一発で出してくれるので、後半は何回かチャンスが来ると思ってた。ちょっと当たらなかったですけど、でも形は悪くないと思うので、これを続けていくことが大事だと思いますけど、決めないと」
Q:前半はフォワードとしては難しい展開でしたか?
「そうですね。微妙に、来れば1点みたいな、ビツ(石櫃)がドリブルした場面とか。そのままダイレクトで入れていたらたぶん、横からでオフサイドもなかったと思うので。1回ドリブルしちゃって詰まっちゃったやつがあって、それぐらいしかチャンスがなかったんで。あそこは、ボールが来て入ってれば、また違った展開になったと思います」
Q:前半は大黒選手になかなかボールが出てきませんでしたが、どのへんが要因ですか?
「相手も結構プレッシャーが激しかったし、なかなかパスもズレてたりとか。もうちょっと運動量をこっちも増やしたほうがよかったかもしれないし、でも、あまり動き過ぎるのも…。サイドに流れて真ん中にいなくなるのも相手がうれしいと思うので、そこはほかの選手に任せてと思ってました」
Q:前半0−0で終わっていたら、そういう展開もありという見方ですか?
「そうですね。そうやったと思うけど、あと風がちょっと相手に追い風で、相手に押し込められたというのがあったので。後半結構こっちが押し込んだと思うし、そういう影響も多少あったかなと思います」
以上
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