●樋口靖洋監督(横浜FM):
「夏休み最後の週末に三連勝で締めくくることができたことで、非常に良い結果が出たと思っています。
ここまで多くの勝点を我々は失っているシーズンなので、残りのシーズンはあと三分の一になりますが、ここをしっかりと勝点3を積み上げる作業をまず続けていきたいと思います。
ゲームの方は、スカウティング通り、仙台さんが今年の中断期間明けからわりと長いボールが多い。そのセカンドボールを前向きに取ったときが、向こうの攻撃のしかけかなと聞いていました。それを選手達にもトレーニングの中でしっかり伝えて、我々は長いボールをしっかりチャレンジして、カバーして、囲んで、プレスバックをして、コンパクトにしてボールを奪う。奪ったら、逆に向こうは少し間延びをしているので、そこを突いて出ていくのか、というゲームプランをトレーニングしていました。選手達はその作業を、本当に誰一人さぼることなく、ボールを拾い続ける、奪い続ける作業を続ける、長いボールを拾っていると嫌になるのですけれど、最後まで続けてくれたと思います。
得点自体はセットプレーなのですけれども、そこに至るまでには非常にボールの奪い方はチームとして共有できたし、そこにしかけていく部分も、カウンターを決めなければいけないシーンもありましたけれども、かなりチーム全体が今日のゲームに関してはやるべきことを共有したと。非常に、いい結果だと思っています。また、連勝を続けられるように頑張ります」
Q:ここ数試合はセットプレーで失点することが多かったなかで、今回のようにセットプレーで勝ちきった意味と、ラフィーニャ選手や齋藤選手がいないなかで、チームの総合力を示した三連勝だったと思いますが、そのあたりはどう思いますか?
「まず、セットプレーに関しては、4月の対戦でうちがセットプレー二発で、ホームで負けていると。本当に僕は悔しい思いだったし、今日もミーティングの最後には、『リベンジをする』というふうに、選手達にも言いました。
今日のゲームはセットプレーでゲームが動いて、セットプレーでゲームが決まると。本当に、選手達に伝えていた通りになりました。守備の部分では、まず簡単にCKを与えない、簡単にFKを与えないという部分では、非常にいい対応ができたと思いますし、セットプレーに関してもマーキング等を含めて、非常に集中が高かったと思います。本当に、セットプレーで決めたところは、良かったと思います。
それから、二人の欠場した中での今日の対戦ですけれども、まずはチーム全体がやるべきこと、チームコンセプトとしてボールを奪いに行くことで言えば、みんなが共有できているので、誰が出てもその部分に関しては、問題がないと。それを今日も90分示してくれたと思います。
攻撃の部分でも、(伊藤)翔がしっかり競るということで、我々が前向きのボールを作る起点になってくれたというケースも多かったし、途中から入った藤田もそうですね。あとはサイドで鼻を傷めながらもだいぶ苦しんで走った兵藤にしても、非常に自分の持ち味を出すということで、チームコンセプトも含めて貢献してくれたと思っています」
Q:仙台さんにはここのところ、内容はひどくやられていないけれど勝てていませんでした。その意識はありましたか?
「僕の中では、苦手意識はありませんでした。ただし、事実として、ミーティングで選手達に最後『リベンジ』と言う前に『実は2010年からうちは勝っていないんだ。今日はもうそれをやめよう。今日でそのジンクスを破る』ということを言っていました。そのままできたことは、非常に良かったです」
以上
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