●高木琢也監督（長崎）：

「９試合ぶりに勝てたことが一番大きな収穫です。悪天候の中、遠くまで来てくれたサポーターに感謝の気持ちを伝えたい。
選手は難しい状況のゲームで非常に良いゲームをしてくれたと思います。言いたいことはたくさんあるが、この試合へ向けて準備をする中で、チョイスした選手たちがやってきたことを実践してくれた。２点を取られたのは反省だが、パフォーマンスについては満足しています。今日は僕の力ではなく選手の頑張り。あきらめない気持ちがこの結果をもたらしたと思います」

Q：金久保選手が内へ入っていたが、チームとしての指示か？
「３バックのワイドのポジションは攻守での役割を果たさなければならないが、いくつかのシーンでは彼が反省しなければいけない。バランスを見ることを話しているが、それを忘れてしまう傾向があるのでポジショニングは本人が修正する必要がある」

Q：逆転されても勝利できた要因は？
「認識してほしいのは、ただのゲームではなかったということ。リスクマネジメント、勢い、レフリーのジャッジなど多くの要素があった中で残り10分でゲームが動いた。選手たちがあきらめなかった。最後のスティッペのゴールは、クロスを上げた古部が70メートルを走っているが、そういう部分で局面の差が出たと思う。我々からすると、なかなか勝てない時期が続いていたが、盆と正月が一緒に来た印象です。走力の部分の差が出たと思います」

以上