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【J1:第19節 C大阪 vs F東京】マルコペッツァイオリ監督(C大阪)記者会見コメント(14.08.09)

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●マルコペッツァイオリ監督(C大阪):
「こんばんは。我々はいま、J2降格圏内にいますが、今日は上位チームとの対決でした。ただ、皆さんもご覧になったと思いますが、順位の差のようなものは、試合のなかではなかったと思います。F東京は前半、ポストに当たったシュートがありました。それに対して、我々は4、5本、とても惜しいチャンスがありました。90分を通して、チームはコンパクトに戦えましたし、相手に対してそれほどチャンスを与えていなかったと思います。ただ、我々には少し運がなかったので、ゴールを決めることができませんでした。チームは90分間、よく働き続けましたし、戦い続けましたが、90分間のなかで得たチャンスをものにすることができませんでした。しかしながら、ディエゴ(フォルラン)もワールドカップでしばらく離れていましたし、(杉本)健勇も(永井)龍も、(中断期の)準備期間中にケガで戦列を離れていた時期がありました。我々のFWはこの準備期間に十分な準備ができなかったので、フィジカル的に存在感を示すだけのところまで来ていないというのはあると思います。F東京は後半に入って、最初の10分、15分は攻撃的に来ました。そのなかでも、ゴールチャンスというのは、あまり与えなかったと思います。それに対して、我々は前半同様、ゴールに向かって、ゴールを決めるために働きかけましたが、今日は我々に運がなかったと思います。それでも、チームを褒めたい部分は、ディフェンスでしっかり無失点に抑えたことです。戦術的にも、この前と違って、4-2-3-1でプレーしました。今日投入した(長谷川)アーリア、(楠神)順平は、そのなかでもいいプレーをしていたと思います。そして、90分間、応援していただいたファン、サポーターの方々には、感謝したいと思います。サポーターの皆さんは、チームが勝つために応援していると思いますので、勝てなかったことに怒りを露わにするのは、当然だと思います。ですが、この難しい状況を抜け出すために、全員が働き続けなければいけないと思いますし、働き続ければ、運も味方につけることができると思いますので、信じてやっていくしかないと思います。

Q:4-2-3-1に変更した理由は、過去(中断明けの)5試合を振り返って、自分たちの問題で代えたのでしょうか?F東京に合わせて代えたものでしょうか?
「中盤でより多くのボールを拾うため、真ん中を強くするため、2人のボランチを入れました。ヨーロッパでは、ボランチの1人の選手を上げるか、下げるかということを代えながらプレーしてきましたし、そういうところもよく見られるので、今日は1人の選手をトップ下ではなく、ボランチに下げたということです」

Q:楠神選手を扇原選手に代えた理由は?
「順平が疲れていたので、まず彼を代えようと思いました。タカ(扇原貴宏)は左足でいいキックを持っているので、彼から龍、健勇、あるいは(南野)拓実らにボールを出してほしいということで、彼を左サイドでプレーさせました。そして、我々にはそれ以上(ベンチに)FWの選手がいなかったということもあります。今日の初めは、4人の攻撃的なFWタイプの選手を入れましたので」

Q:監督は攻撃時、手数をかけず、シンプルにいくという話しをしていましたが、その点について、今日の試合ではどう感じましたか?
「F東京はボールサイドに寄ってくる、ボールに対してずれてくる傾向があったので、逆サイドにスペースがあることもあり、1つのサイドで詰まったときは逆サイドに展開していこうという話はしましたし、それができていたと思います。そして、逆サイドからシンプルに中に入れる、ディフェンスラインの裏にボールを入れていくということもできていたと思います。ただ、ゴールを決めることはできませんでしたが、それはまだ成長曲線上にあると思いますし、チャンスがあるなかで、若い選手が成長して、そこをしっかり決めていかないといけないと思います。これまでもペナルティーエリア付近までは攻撃することはできていましたが、そこからなかなか奥に攻撃することができていませんでした。ただ、今日はそこから奥に、何度もチャンスを作ることができていましたし、拓実などは非常によくチャンスを作っていたと思います。

Q:山口(蛍)選手の状態について。
「しっかり診断をしてから様子を見なければいけないと思いますが、試合中傷んでいたので、その状況をしっかり見なければいけない」

Q:フォルラン選手が途中交代したとき、ベンチに戻らず、ロッカールームに下がっていきましたが、試合後、何か話しをされましたか?
「FWの選手というのは、90分のなかで仕事ができなければ、悔しい思いを露わにすることもあると思いますし、それは至って普通のことだと思います。1、2回、何度かディエゴもチャンスを作っていましたが、その後は少し疲れているようにも見えました。もちろん、DFも疲れていたので、彼を使い続けるかどうか考えましたが、ディエゴも疲れていましたし、龍はフレッシュであり、より大きな動きをチームにもたらしてくれるので、彼を投入しました。彼が入ってから、前線に動きが出て、活性化されたと思います」

以上
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