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【J2:第24節 磐田 vs 讃岐】シャムスカ監督(磐田)記者会見コメント(14.07.30)

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●シャムスカ監督(磐田):
「コンバンハ。本日はどんな形でも勝ったことが大事だと思っています。ただ、まだ我々が求めているやり方ではないと。ただ、その中でも成長できている部分は成長できていると思います。やはりメンバーを大幅に入れ替えたので、チーム全体のところでまとまりという部分では、準備期間が短いところで不安定な部分は認めざるを得ないと思っています。やはり守備的なところに多少問題があったのかなと思います。それと、セットプレーからの失点ということで、相手が数的優位を作ってきた時の対応が曖昧だったと。ただ、冒頭でも言いましたが、どんな形であれ勝ったことに関しては素直に喜びたいと思います」

Q:この試合、スタメンを入れ替えたのはなぜですか?
「守備の再構築という部分もありますが、連戦で選手たちの疲労が垣間見えたので、そういったことを含めて入れ替えました。藤田を入れることで中央で戦える選手が増えます。ダブルボランチは戦うことができる2人を置きました。そして、中盤もいじりましたが、しっかりと中を締めてコンパクトにしてから守備をしていたことがよかったと思います。また、2トップの距離感が近かったことでいいコンビネーションが生まれたと思います」

Q:後半戦では失点の多い試合が続いていますが?
「私自身、その質問に思うところがありますし、おっしゃる通りです。この試合、あまりにもバックパスが多過ぎ、後半の入りがよくなかったと。今日の試合だけのことを言えば、前に蹴るべきところでハチ(八田)のところに戻した場面もありました。そこの判断がもっとよくなれば、チームとしてさらによくなると思います」

Q:『我々が求めているやり方ではない』というお話がありましたが、具体的には?
「理想の形としてはもっと守備のところで安定感をもたらすことができればと。繰り返しになりますが、自分たちのミスもありましたし、そのミスを相手は生かしてきます。自分たちからミスすることなく、安定感を持って戦うことができればいいと思います」

Q:新加入のチンガ選手、久々のスタメンとなった森下選手、櫻内選手の評価は?
「加入してから初めて先発してくれたチンガ、(森下)俊、(櫻内)渚と急激な変化を加えましたが、その中で準備期間としては短かったと。その点を考慮すれば、100パーセントではないですが、非常によく対応してくれました。特にチームとしての考え方、“キズナ”という部分でいいものを見せてくれました」

Q:チンガ選手はボランチ起用だけではなく、2列目での起用も考えているのでしょうか?
「我々は守備のところに安定感を求めています。チンガはまだ日本の独特なリズムに慣れていないのかなと思っています。特にボランチは守備が求められます。もし、彼をボランチで使うということになれば、それは攻撃的なボランチが必要な時だと思います。やはりブラジルとは違いますので、慣れが必要だと思います。ブラジル人選手が日本に来て、慣れることは大切だと思います。一つ例を挙げると、鹿島でプレーしたダニーロ選手です。加入から最初の6か月は戸惑い、ベンチの試合もありました。その後、何とか自分のポジションを掴むことができました。次の年にコリンチャンスへ行き、重要な選手になりました。その意味でもさらに慣れてもらわないと、と思います」

以上
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