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【J2:第23節 熊本 vs 水戸】小野剛監督(熊本)記者会見コメント(14.07.26)

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●小野剛監督(熊本):
「思った通り、簡単な試合にはなりませんでした。先制されて苦しい展開もあったんですけども、ただスタートからアグレッシブにプレーするということはやり続けてくれて、いつか逆転できると思っていました。後半からまたディフェンスに行く勢いを出してくれたのが、結果的にチャンスを多く作り出すことにつながったかなと思います。最後は本当に皆、ぼろぼろの感じでしたけども、スタジアムに多く集まってくれた皆さんの声援が疲れた背中を押してくれて、スタジアム中の皆さんとともに勝点3を取ることができたという風に思っております。ただ、チャンスを多く作った割に、まだまだ決めきれてない。勝ったことでこれを忘れないように、そこはしっかり詰めていって、今後さらに成長していかなければならないとも思っています」

Q:4連敗の後の勝利ということで、率直なお気持ちを聞かせてください。
「シーズンスタートからずっと言ってることなんですけど、自分にとっての一番の関心事はチームの成長だということで、ずっと言ってきました。勝つ事もあれば負けることもある、その中でチームは成長してくれていて、実は前節も、彼らがやってくれたこと、選手のパフォーマンスに関しては成長を感じることはできていました。とは言え、本音で言えばやはり、ここまで苦しかったですし、本当にスタジアム中の力を借りて勝点3を取ることができて、選手も同じ気持ちだと思いますが、自分自身もホッとしているというのが、率直なところです」

Q:後半から巻選手を投入したことがターニングポイントになったと思いますが、ハーフタイムの心境や狙いは?
「あのカードが効果的だと言えばポジティブな要素ですけども、実は前半、もっと早いタイミングで改善しなければいけないところを、私自身、手を打つのが遅れてしまった。それは交代に限らずなんですけども、実はその反省を持っております。で、もう一回、相手のディフェンスラインにもっともっとプレッシャーをかけていかなければいけない、プレスに行くタイミングを何回か逃していた。それでロングボールを入れられて苦しくなっているところがあったので、そこをアグレッシブなディフェンス、そこからの攻撃というところで、ずいぶんリズムを作り出してくれたんじゃないかなと思います。巻も非常にいい働きをしてくれたと思いますし、それだけじゃなく、ハーフタイムで修正点等、チームの意識が統一されてピッチに出て行ってくれたんじゃないかと思っています」

Q:この苦しい期間、チームとして成長したのはどういった部分でしょうか?
「ボールを奪っての早い攻撃、これはシーズン当初からかなりいいところを出してくれていました。ただその頻度はまだまだ不十分で、いい形でボールを奪った時に、いい攻撃に結びつける、その辺の成長は1つと、自分たちでボールを動かしながらの攻撃、これで自分たちのポゼッションの時間を作らないと、切り替えのところでアグレッシブにボールを奪い返すっていうところが、夏場になるとどうしても鈍ってしまう。その辺、早い攻めとゲームを作っていくところは、前節も比較的いいバランスを取りながらやってくれているんじゃないかと。ただ、攻めの方にトレーニングでシフトすると、どうしてもアグレッシブなディフェンスが少しネジが弛んでしまう。その繰り返しがあったんですけども、もう一回思い切ってプレッシャーをかけにいく、それをかけやすいようにフォーメーションを変えたりもしましたけども、そこでもう一回、相手のミスを待つ、あるいは下がって受けるんじゃなくて、自分たちからボールを奪いに行くっていうところを出しながら、そこに攻撃の部分を上乗せしてきた。そこはこの数試合、自分としては実感を持っているところです」

Q:先ほどおっしゃった、早い段階で改善しなければいけない点があったというのは、お話を聞いているとプレッシャーの部分かと思いますが、前半うまくプレスをかけられなかった要因はどういった点にあったとお考えでしょうか?
「スイッチをどうやっていれていくか、スイッチが入っているのにそれを手放してしまうプレー、それと、ボールを持った時に足元のプレーが多くなってしまった。その辺が、別の要素であるように見えながらそれが関連していて、大きく言うとそこの部分を後半から変えて送り出したという感じです」

Q:逆転勝ちは今シーズン初めてだと思います。手応えを感じてらっしゃるでしょうか?
「そうですね、自分自身、点を取られた後も、これはいけるという風に思っていましたし、おそらく私がベンチで感じていたということは、選手もそういう思いを持っていたと思うんです。そういう思いがどこからくるかといったら、スタートから自分たちのサッカーができているということで、歯車がバラバラにならず、チームとして1つになって戦っていった。そういったところが逆転する部分を作ってくれたかなと思ってます。今まで確かに、リードしながら追いつかれたり逆転されたりというなかで、逆転勝ちというのは1つ、今日の試合がいい方に働いて、これからも苦しい時間帯というのは当然訪れるし、どれだけいいディフェンスをしていても失点することを避けては通れないと思うんです。そういうなかで、(逆転勝ちできたことが)脳にインプットされれば、苦しい中でも自分たちのサッカーをバラバラにならずに貫く、その要因になってくれるかなと思っています」

Q:それは成長しているという手応えということでよろしいでしょうか?
「そうですね、今まで、せっかくいいプレーをしていても失点でリズムを、相手に押されるというよりもこちらからリズムを崩してしまうということが少なからずありました。そういう意味では、失点後も決してリズムを失うことなく、そこからさらに圧力を強めて行くことはできたので、その辺は1つの成長ですし、これがきっかけになってくれればいいなと思っております」

以上
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