●影山雅永監督(岡山):
「後半戦、ここから始まる21試合に向けて、我々はもう1段も、2段も上げた状態で入るぞということで、今週のトレーニングはちょっとしたショートキャンプのような形で入ったのですが、後半戦の意気込み、強い気持ちというものを、選手たちは1週間でよく準備してくれて、それをピッチ上で表現したくれたと感謝しています。押谷はちょっとミスが続いていたんですけれども、最後にサポーターがたくさん来てくださっている方向に攻めていたことで、あの一発の足の振りに力が乗り移ったのではないかなと思います。前半は非常にいい戦いを展開することができました。けれども、相手が後半の頭から戦い方、並びを変えてきて、我々とミスマッチになるような形になっていました。その中で、選手たちが自主的に、自分たちの立ち位置を変えたりしながら、間に入ってくるアンカーの選手の動きを抑えたり、あるいは裏にも抜けだされないように工夫してやっていたので、これは耐えられるのかなと思っていました。まあ、セットプレーは仕方がないですね。うちの真ん中に大きい選手を置いている上から叩かれたものでしたから、これはしょうがない。2発目のところは警戒していた裏への抜けだしのところでヘディングで触られて逆転されたのですが、我々も勝ちに来ていますので、リスクを負って並びを変えました。トレーニングでも、ほとんどやったことのない形でしたけれども、選手たちは非常に上手く適応して、相手を上回る運動量と、ボールの運びというものに徹してくれたと思います。とはいえ、今日は結果は付きましたし、点を取って後半の頭に逆転され、そこから何とか逆転するというように上手く進みましたけれども、こういうことばかりとは限りません。ゲームの運び方というのは、まだまだ稚拙な部分もありますので、それを反省しながら、ただし、我々が今日見せた粘りであったり、ボールへの執着心、それから運動量、守備の厳しさというものを来週からの連戦につなげて、内容と結果を取っていきたいなと思います」
Q:リーグ戦で久しぶりの勝利ということで、その点についての率直な感想をお願いします。
「ここは久しぶりの勝利というよりも、リーグ戦負けなしが続いているということでポジティブに持っていきたいと思います。強がりではなく、引き分けが続いていながらも、選手たちは非常に前向きに、自分たちのパフォーマンスを上げるための努力というものが出来ていました。その努力にプラスして、今週はさらにもっと大きな努力、自分たちで後半戦に向かってやっていくんだという強い気持ちをトレーニングでは出してくれていましたので、勝点3を取って次に進めると言うことは、彼らにとって大きな自信になり、自分たちのやっていることに対する自信にもなると思いますので、また気を引き締めて来週に向かって準備をしたいと思います」
Q:途中で並びを変えたということでしたが、その狙いと結果について教えてください。
「狙いは勝つことしかないです。相手は、うちとミスマッチを作ることで我々のプレッシングをかわしてボールを運ぼうという意図ですので、そこに乗らずに、我々の強みを出すためにはどうしたらいいかというところでした。リスクも大きくなりますけれども、点を取らないと勝てませんので。選手たちは非常によく適応して逆転まで持っていってくれたと思います」
以上
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2024年11月30日(土)14:00 Kick off