●安間貴義監督(富山):
「多くの方が来場して後押ししてくださったことに感謝します。みなさんと勝利を祝いたかったが、ドローになったということはもっと努力が必要だ。讃岐が(最終ラインとサイドハーフの)6人でスペースを消してきても、GKとの間を狙って仕掛けていた。最初の25分ぐらいまで、最後のクオリティーに問題はあったが良い入りをしたと思う。さらに引かれて守られ、ボールを入れる場所が見つからず停滞した時間もあったが、後半に西川を入れてスピードアップを図り、ゲームを動かすことができた。これまでは、先制されたり、同点に追い付かれたりすると慌てることが多かったが、逆に同点に追い付くことができた。今回の1点は選手たちの(後半戦に臨む)覚悟が凝縮されて生まれたのだと思う。その後も勝ち越し点を狙ってリスクを負って前にいった。これによってカウンターも浴びることになったが最終ラインも粘り強くやってくれた。
1点目のようにゲームの流れとは関係のないところで失点する。これに前半戦は苦しめられてきた。後半戦の初戦でも起こってしまったので、決まりごとなどをもう一度チェックして次に進みたい。最後の讃岐のPKは最近の飯田のプレーを見ている者として、得点は入らないような気がしていた。ドローで終われたのは彼の日ごろの努力があったからこそだと思うし、観客のみなさんがそういうスタジアムの雰囲気をつくってくれたおかげ。今節で讃岐との勝点を縮めて得失点差で抜くつもりでいたができなかった。その分は覚悟をもって次の試合、また次の試合で埋め合わせていく。次が大事なのでしっかり準備したい」
Q:後半、西川選手を入れてフォーメーションも変わり同点につながった。どんな意図で変更したのか。
「前半も良い入りをしたが、クロスやシュートのミスがでてうまくいかなかった。後半も最初の10分はそのままいった。しかし、さらに後ろに入り込むことができなかったため、苔口と西川の2トップ、白崎と中島の2トップ下、田中をアンカーに置くかたちにした。両サイドが引いて相手が出てきた裏のスペースに(西川)優大を走らせる、得点を取った時のような攻めを狙った。相手の背後をとってゲームを動かそうと指示し、優大がしっかりプレーしてくれて同点につながった。白崎や中島は先週の天皇杯で長い距離を戻って守備に貢献した。以前はディフェンスが苦手だった彼らがそれだけできることが分かっていたので今回のやり方も選択できた。選手の努力があったからこそ可能になった。
讃岐が[6−3−1]のようなかたちで構えると正面からは隙がなく見える。しかし、サイドから見ると(各ラインの間に)スペースはあるので、横から攻めるように指示した。中島や白崎が相手の注意を引くので、彼らが主役ではなく潤滑油というか 黒衣にまわって2トップを生かし、さらにシャドーの位置からエリア内に入るように指示した。その分、アンカーの田中の負担は大きくなったが十分にやってくれた」
以上
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