●高松大樹選手（大分）：
「難しい試合になると思っていたので勝てて良かったです。今日は同じ地域に本拠地を置くチームとの試合だったので、相手より戦う気持ちで負けてはいけないと思っていた。相手はウチに勝ちたい気持ちを全面に出してくるので。先制点をもっと早く取れていたら楽な展開になっていたのですが時間がかかってしまった。（先制点のシーンは）西（弘則）からいいボールがきたので合わせるだけだった。チームとしては、今週の練習でやってきた“人を追い越す動き”ができなかった。ただ、下を向くことなく、課題を克服していきたい。天皇杯もリーグ戦も勝つ事が全て。結果にこだわって一試合一試合を戦う。それだけです」

●坂井大将選手（大分）：
「初めて公式戦に出たのですが、サポーターに自分の名前が呼ばれ勇気と元気が出ました。ドームは思ったより暑く、湿気も高く蒸し暑かったのですが、楽しんでプレーできました。（風間）宏矢くんから、試合でミスをしてもいいから自信を持ってプレーしろと言われ、思い切り良くプレーできましたが、まだまだ納得いくプレーができていない。もっとターンをして前を向けただろうし、パスの精度も上げなければいけない。思い切ったプレーを練習から出してアピールしたいです。

Ｑ：クラブ最年少ゴール記録（17歳５カ月25日）更新については。
「試合後にそれを聞いて素直に嬉しかったです。（いつもPKを蹴る伊藤）大介さんが蹴ってもいいと言ってくれたので蹴りました。相手GKの動きを見てコースを決めました。落ち着いて蹴れたし、自信もありました」

●濱中祐輔選手（Ｖ大分）：
「勝てなかったのは、まだまだ自分たちが甘いということ。もう少し自分たちでボールを回せれば良かったのですが、蹴る時間が多く、相手にはね返され、リズムを作れませんでした。得点の場面はジャンケンで勝ったので蹴りました。気持ちよく蹴れたし、いいコースに飛んでくれました。トリニータとは昨年に続いて負けたので、次こそは勝てるように実力をつけたいです」

●原一生選手（Ｖ大分）：
「もったいない試合でした。失点は崩された場面は少なかったし、ひとつはPKだったので。後半流れを変えようと自分が途中から出たときは、しっかりボランチから横で受けて試合を組み立てようと思っていました。相手は引いて、前からプレッシャにこなかったので、中盤で受けてSBを上げて、サイドで２対１になる場面を作りました。ただ、最後のクロスであったり、シュートで精度を欠いた。これがカテゴリーの差だと思います」

以上