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【第94回天皇杯 2回戦 大宮 vs 八戸】大熊清監督(大宮)記者会見コメント(14.07.12)

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●大熊清監督(大宮):
「J1と練習試合を2試合やって、比較的にボールを持たれる時間の多い、互角以上の相手とやっていたので、相手が引いて主導権を握れるような試合をやっていなかった分、点が入るまではなかなか難しいこともあるかなというところだった。ただ、立ち上がりのフリーキック1本目だけは気をつけようと言って入った中で、集中力を欠くような失点は反省点。長谷川(悠)ががんばったり、高瀬(優孝)ががんばったり、ボランチもある程度は運動量は担保できたが、ただ縦に入れる回数が。ボランチからの縦パスというのを結構やってきた中で、なかなか練習試合とは違って、確実性と勇気を持ったパスというのがボランチから少なかった印象がある。相手が引いてスペースがないというのはあるが、逆にJ1はプレッシャーが出し手にかかってくるので、ボランチのハンドリングがさらに上がらないと閉塞感がある。さらに、家長(昭博)が引いてきてゴール前の枚数が(足りない)。今後、彼自身をどうするのか、もしくは役割を変えていくのかというのは、今後。ゴール前の枚数と迫力が欠けていた。途中で2トップも考えたが、ある程度間延びしてきてチャンスもできていたのでそうしなかった。カウンターでなくて、相手が引いたとき、こっちが先に失点したときというのはなかなか出てこないので、引いてもらうだけじゃなくてゴール前での迫力とかバリエーションを増やさなければいけない。新しい人員も入ったので、良い部分を踏襲しながら新しい力を入れて再開までしっかりやりたいと思います」

Q:早い時間に先制されてからバタバタして、なかなか立て直せなかった印象ですが?
「お互いが50:50の練習試合をやってきた中で、どの試合も1点入れるまでというのは、ましてや先制されてしまった分こじ開けるのは難しいかなと。前半の途中からサイドバックの位置を高くして、サイドでの数的優位を作っていった中で、少しずつできてきたと思うが、(渡邉)大剛が中に入ってサイドバックが低い分、高い位置になかなか数的優位ができない、サイドバックが裏に出られないというところで、失点をしてしまって消極的になっていたところもあるが、もう少しサイドでの数的優位を最初から作れれば主導権を握れていたのかなと。前半の途中でズラ(タン)がケガをしたのもあって、J1でもサイドで個人でめちゃくちゃ突破できるというヤツはそんなにいない分、サイドバックの数的優位とか、高瀬の運動量とかがあれば。守備をやってあの運動量があればたぶんJ1でも通用するかなというのも見られた。ダメなところは修正しながら、新しい力を入れていければいいかなと思います」

Q:リーグ戦再開に向けての課題は?
「この相手に、守備の連動というところがもう少し(できないと)。J1だと持たれる分連動性があった中で、今回は『行けるだろう』という中でかわされた部分がある。その守備の連動のところを再度調整しないといけない。攻撃では、確実にかつ勇気のある縦パスを出していくことが、スピードアップすることにつながる。後半に家長がスペースに出たり、縦パスが入る回数が多ければスピードアップとか攻撃の回数が増えるので。ただ、こういう守備のレベルではないので、もっとサポートを早くして縦パスがもっと入れられるかというところと、今問われているのは点をゲットする迫力。このシステムで行った場合の、カウンター以外の、家長が外に出てしまったときの迫力を。たとえば富山(貴光)がもう少し中に絞ることとか。サイドも守備をしなくちゃいけないので、中に入るには距離が遠かったりするが、家長が出た場合には2トップになる形で、岡崎(慎司)じゃないですけどゴール前に現れる回数を増やすというのが富山には必要じゃないかと思います」

以上
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