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【第94回天皇杯 2回戦 名古屋 vs トヨタ】西野朗監督(名古屋)記者会見コメント(14.07.12)

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●西野朗監督(名古屋):

「今日は力の差を見せつけなければいけないゲームでしたので、スタートから全員でチャレンジし、ボールが動けば全員で連動してリアクションしていく気持ちで試合に臨みました。ただ、前半の15分くらいまでと後半の20分くらいまでは、なかなかリズムに乗れませんでした。今日の試合は、全員が“狙い”に対して、どのように実践していくかが重要だったのですが、そういう中で少し合わない部分も見られました。もっともっと精度を上げて戦わなければいけないところは多分にあったと思います。
とにかく今は、変えたことでやれていること、そして変えてからやり始めたことをストレートに実践していくことが大事だと思います。それにあたってのメンバーチェンジもJリーグを見据えてというわけではありませんが、今日の試合で闘莉王を最終的に前線に上げたりだとかは、今オフェンシブなところで圧力が掛けられないことを加味した上でのトライでした。
こういうコンディションですから、さらに力関係の差が出やすい状況だったと思います。ただ90分間、ペースを落とすことなく全員が戦い抜いたことは評価できる事だと思っています」

Q:新たにシステムを変えて臨まれた試合となりましたが、手応えは?

「手応えは現段階では分かりませんね。まだそれなりのレベルのチームと戦っていませんし、なかなか見極めが難しい部分もあります。そういう中でも無失点でずっとキャンプ中から戦えていることは評価したいと思います。前半戦で失点が多く見られましたので、全体的にディフェンスを強調している部分もあります。ここまで失点の3分の1はサイドからの攻撃からやられているということもあり、その対応のための変化もさせたつもりです。
ただ、重心が後ろに掛かるのはいけないことだと思っています。まず基本的な3バックという形を全員で理解した上で、守る時間帯は、例え5-4-1だろうが5-5-0であっても、全員でスペースを消しながら守らなければなりません。

もちろん、現実を見た上でシフトさせたつもりです。ただ、あくまでもそれは攻撃のための形ということを理解してほしいと思います。最初から5バックというわけではなく、まずは3バックの形で両ワイドが高い位置で仕事をして、最終ラインも押し上げていくわけです。リーグ戦でさらに繰り返しやっていくことで3バックへのシフトの“意味”が見えてくると思っています」

Q:終盤、闘莉王選手を前線に上げて、最終ラインにダニルソン選手が入り、ボランチの位置に磯村選手が入った訳ですが、この形は今後も使えるような手応えは感じましたか?

「これまで闘莉王を上げるシーンで、磯村をあそこに置いたり、トライはしていました。今日の場合は、完全にオフェンシブな戦いが出来ると思っていたので、ダニルソンの展開力よりは磯村の展開力を使いたかった部分もありましたし、ダニルソンを最終ラインに置いたらどうなるのかなという部分もありました。

評価については何とも言えませんね。ダニルソンは言葉の問題もあり、なかなかコーチングが的確にできるタイプではありませんので。あの部分は闘莉王ほどとは言いませんが、ポジショニングを全体に伝えていくことが必要となる場所なので、あそこから色々な発信をしていかなければなりません。そういうこともあって、他の選手がその役割を担うことは難しい部分もあるでしょう。
ただ、スクランブルな状況で、『中盤の展開力が欲しい』、さらに『前線に圧力を掛けたい』という事があれば、今後もそういった起用は考えられると思います」

以上
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